koyampi58 さんのプロフィール
ギャラリー作品一覧
No | 71 |
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作品名 | オオカメノキ 狼の木でも、おかめひょっとこの木でもありません |
説明 | スイカズラ科ガマズミ属。 五箇山の初夏の陽が、スポットライトのように装飾花を照らし出し、あたかも観客の拍手を浴びるヒロインのよう。 ガマズミ属は、秋の実もきれいです。特に、オオカメノキは、赤い実が、熟するにつれて黒くなるので、同じ木に、赤と黒、二色の実を楽しむことができます。 「亀」は、葉の形に由来します。 |
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No | 72 |
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作品名 | 池の平(いけんじゃら)に遅い春 |
説明 | 南砺市小瀬の山林は、立ち入りが制限されています。 けれど、無断で山菜取りやイワナ釣りに入山する者、勝手に山スキーを楽しむ者の存在が、イヌワシの生存を脅かし、貴重な植物を絶滅の危機に追いやりつつある・・・ その一方で、旧上平村が「整備」したキャンプ場が使用されなくなり、自然が戻ってきた一面も。 |
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No | 73 |
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作品名 | サンカヨウ 透き通るように白い花、実になると鮮やかに変身 |
説明 | メギ科サンカヨウ属。 山の湿った斜面などに自生します。 フキの葉に角をつけたような大きな葉が二枚。 葉とは釣り合いが取れないほど可憐な白い花をつけます。アクセントは雄蕊の黄色のみ。 夏に出会うと、プルーンを小さくしたような実をつけていて、その鮮やかさは、花より目立つほどです。 山草界のシンデレラ? |
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No | 74 |
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作品名 | ウリハダカエデ まるで黄緑色のネックレス |
説明 | カエデ科カエデ属。雌雄異株。 5月25日、袴腰山(富山県南砺市)の登山口ともなっている池の平(いけんじゃら)で、満開のウリハダカエデ(雄花)に出会いました。 花穂が房状に垂れ下がり、風に揺れています。小さな花の一つ一つは、ネックレスを彩る宝石のよう。 ウリハダの名の由来は、樹皮がウリの実の皮に「瓜二つ」だから。 秋の紅葉も、息をのむ美しさです。 |
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No | 75 |
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作品名 | 白花のホタルブクロ |
説明 | キキョウ科の花。 野山でも紫色のホタルブクロが、梅雨間近のこの季節を彩るように咲いています。 鮮やかで大きな花なので、かなり目立つ。 そのわりには、野生の花が、まだそこかしこに見られるのは、繁殖力に優れているからでしょうか。 ちょうどゲンジボタルの現れる季節。 蛍には気の毒ですが、花の中にお入りいただき、その光を外から眺めたら、幻想的でしょうね。 |
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No | 76 |
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作品名 | ヤセウツボ ・・・ 詰草から栄養を奪取。「痩せ」の大食い? |
説明 | ハマウツボ科ハマウツボ属。 葉緑体を持たず、光合成はいたしません。 他の植物から栄養を横取り。 マメ科のムラサキツメクサをまめまめしく働かせ、本人は、胡坐をかいて新聞を読みながら、「飯はまだか!」。 地中海沿岸が故郷らしく、輸入牧草に紛れ込んで日本に密入国。 |
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No | 77 |
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作品名 | ドクダミが咲き始めました。 |
説明 | ドクダミ科ドクダミ属。 ドクダミ小屋との噂もあるkoyampi家を占領しているドクダミが、ついに咲き始めました。 「毒」の字が入っていますが、「毒を矯(た)める」、すなわち、毒を抑えるという意味の命名で、乾燥させると、生薬の「十薬」となります。 大きな花弁に見える白い部分は、開花前の花を保護し、開花の後は花のありか教える「総苞」。その上にぎっしり詰まっているのが花なのです。 |
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No | 78 |
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作品名 | ニワゼキショウ ・・・ アヤメ界の 妖精 |
説明 | アヤメ科ニワゼキショウ属。 芝地などで目を凝らしてみると、あちこちに可愛い花を咲かせています。蕾はまん丸で、これまた、とても微笑ましい。 個体ごとの色の違いを楽しむのも一興。 純白のものから赤紫の濃いものまで。 視線を落とした花めぐり、たまにはいかがでしょう。 日本国中で、ごく普通に見かけられますが、北米生まれだそうです。 |
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No | 79 |
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作品名 | 樹下美人 ・・・ オドリコソウ |
説明 | ヒメオドリコソウは、荒れた土地でも、かんかん照りでも気にしません。お転婆なお姫様です。 オドリコソウは、対照的に、木漏れ日の下でひっそりと咲いています。 日傘の下で、透き通るような肌を紫外線から守っているかのよう。 ラミウム(西洋オドリコソウ)は、イングリッシュガーデンなどでグランドカバーとして重宝がられています。 オドリコソウは、日本庭園に似合いそうです。 |
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No | 80 |
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作品名 | なよなよしていないナヨクサフジ |
説明 | この草を最初に見かけたのは、休耕田の中でした。 「あれまあ、カラスノエンドウが大化けしちゃったよぉ。」と思うほど、葉の形がよく似ています。 元々は、牧草として導入されたヨーロッパ生まれの植物だそうです。 在来種のクサフジに似ていますが、こちらの方が化粧が濃いようで・・・ 繁殖力旺盛。「なよ竹のかぐや姫」のイメージはありません。 |
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