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敏洋’s 昭和の恋物語り

[ブルーの住人]第四章:蒼い友情 〜まーだー〜 

2023年12月30日 外部ブログ記事
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(十六)23歳の、minako。
「ヒハハラアヒラヒノ、ヘヘホレル?(いまからあいたいの、でてこれる?)」 異国語のように聞こえた、まるでロレツのまわっていない声。時計を見ると、十時半をまわっていた。休日前の夜は、普段ならばふたりして食事をしているはずなのに。「こんやだけはごめんね」と、手を合わせたminako。訳を聞くと、すまなさそうに苦しげな表情を見せたminako。
minakoが指定した場所に行くと、強いライトによって暗闇のなかに浮かびあがっている、コンビニという異世界。その前で女子高生らしき娘どもが、地べた座りしている。
「ああいうのって、いやね」なんて言ってるminakoが、タクシーから降りるやいなや飛びかかってきた。酒くさい息が、体の中にはいり込んできた。なんどか引き離そうとしたけれど、がっちりと首に回された手がほどけない。“こんなに、力、強かったっけ?”それとも、本気でひき離す気がなかった?
23歳の、minako。お姉さんの、minako。看護婦の、minako。くりくり目の、minako。少し団子っ鼻の、minako。おちょぼ口の、minako。可愛い、minako。ボクだけの、minako。

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