メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム 〜焦燥編〜 =おふくろの詩(うた)= 

2023年10月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




あたりを闇がすっぽりと包みこみ、だれもが互いを干渉しなくなったときふと、こころをかすめる――あの空って、ほんとの空?宇宙につながるはずのこの空に、なにかが覆いかぶさり、すべての恵みをうばいさる闇が生まれる……、否、生まれた。
おもいを遠くにはせ、おおい被さる闇をつきやぶり、宇宙のなかに溶けこむ。脳裏にうかぶ霞のたなびく果てに、赤い月がある。地上で見るよりはるかに大きい。そして、山のみどり、川のせせらぎ……みんなキレイだ!
林をあるき回り、立ちこめる陽炎をはらい、いま、茶畑に立っている。湧きでる清水の流れをつたい歩く、あるく、、、いつの間にか山あいを緩やかに流れる川になり、魚やちいさな虫がなににも脅かされることなく、泳ぐ。
悲しい、、、寂しい、、、ほゝを伝う涙が、止まらない。
母という名のつく女性はいても、おふくろのいない日本「地震・雷・火事・親父」畏怖感の消えた父親、存在感の薄れた父親、とともに、おふくろも、消えていた。
(背景と解説)
強い断絶感に襲われていた時期から、少し抜け出し始めたころのことです。高校時代の友人――二十歳前後だと思いますが――の実家に遊びに行ったおりに書き上げた作品です。詩と呼んで良いのか分かりませんが、ある意味原案でしようか。おふくろを題材とした小説を書き上げたいと思っていましたので、メモ帳に書き留めたものです。
[水たまりの中の青空]は、元々は[ふたまわり]というマザコン青年が主人公の小説だったんです。大学生活までの恋愛遍歴ものでした。「完了」だったのです。あるとき、ふと親のことを書いてみようかと思い立ち、どうせなら[おふくろの詩]を使うか……ということに。そしてそれが、親父のことも書いておきたくなって[水たまりの中の青空]というライフワーク作品になりました。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ