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敏洋’s 昭和の恋物語り
ボク、みつけたよ! (四十二)
2022年02月21日
テーマ:テーマ無し
話を戻します。まいどまいど、横道にそれてすみません。校舎の裏手に車を回したところで、思わず「ああ!」と叫んでしまいました。見覚えのある大木と、その横に土俵が見えました。あれえ……。でも土俵はあっちではなく、こっちのはずじゃ……。すみません。あっちやらこっちやらでは、どこなのかわかりませんよね。車の進行方向の向こうがあっちで、敷地にそってまがってそしてまたまがってすぐの停車した場所がこっちなんです。
土俵の上に屋根があるんですが、大木の枝がおおいかぶさっています。台風の進路によっては、屋根をおしつぶしませんかねえ。少し心配です。確か、相撲が体育の授業にはいっていると聞いた気がします。やせぎすだったわたしは、それがいやでいやでしてね。というのも、小学校の朝礼前に乾布摩擦という、わたしにしてみればしごきのような活動がありました。
上半身はだかになって、かわいた手ぬぐいやらタオルでごしごしやるわけです。時にはふたりひと組となって、背中をごしごし、です。痛いんです、これが。なにせ骨皮筋えもん状態ですから。しかも、あばら骨がくっきりと浮かんでいますし。見られることがいやでいやで。
ちょっと待ってくださいよ、やってませんね、相撲は。授業としてなかったのか、あるいは短い期間の在校だったのか……。想い出らしきものが、なにもありません。住み処のことも、なーんにも覚えていません。見わたすかぎりに田畑があり、ポツンポツンと建っている家屋があり、はるか遠くに山々が見える。見上げれば雲ひとつない快晴、真っ青な空に、ほんとになにもない。空っぽの心の中に浮かんできたのは、旅行前にみた夢のことです。
いまから20年ほど前のことです。「ちっとも楽しいことはなかった」。それとも「一度も楽しいと思ったことはなかった」だったですかね。妻との離婚協議の場で投げつけられたことばです。もっとも、そのことばはこちらからも返したいことばではありましたが。しかしそれは、男として口にしてはならぬもの、そう思っていました。
夜中の3時すぎに目がさめて、忘れぬうちにとメモ書きを始めたのです。こんな時間では明日がつらくなるかもと躊躇する気持ちがわき、職を辞したあとなら時間を気にすることなく書けるのになんて思ったりして。けれども、いまでも時間を気にすることはないんですよ。午後からの仕事なのだから、寝坊をしたところで支障はないはず。それをためらうというのは、真剣さに欠けるということ? ものごとに真摯に向き合おうとしないということ? 本音の部分において、逃げているということかもしれない、そう思うに至りました。
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