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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム・ポエム・ポエム 〜夜陰編〜 =雲= 

2020年10月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ひとりぽっちのアパートの部屋。        
空気の入れ換えに、窓を開け放した。
冷え冷えとした部屋に、雲の暖が入り込んでくる。
そう思える、感じられるいまだ。

連なる家々の屋根の向こうに、白い雲を背にした山々。
白い帽子をかぶり、燃えさかる太陽の光を跳ね返している。
雲もまた、夕日の強い光を受けて大空に泳いでいる。
そう見える、感じられるいまだ。

澄んだ−清みきった青い空に、ひつじ雲の大群。
雲に心があるとしたら、強い絆で結ばれているのだろう。
南の故郷で見た雲とは違うようで、しかし同じようで。
そう分かる、感じられるいまだ。

いつか見た雲、いま見る雲。
同じ雲なのに、ひとつとして同じではない。
信じていた━と思っていたことが、
実は、思いこもうとしているに過ぎない、と知った。


(背景と解説)

 春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、
 秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如し。
俳人の正岡子規が詠んだと言われている一節です。
すごい感受性ですね、ただただ脱帽です。

自分を見つめて、問いかけたときに気付いたことです。
キモは「思い込もうとしている」なんですが、多分絶望感に襲われたと思います。
どのようにして立ち直っていったか――簡単なことでした。
「自分が好きだ」
これだけのことでした。
ナルシストといったことではなく、ただ単に「好き」になることでした。
簡単なようで、実は難しいことかもしれません。
ですがわたしは、そうなりました。

*次週からは[安心編]となります。
アンシンではなく、仏教語によるアンジンです。
ほぼ、10年前からの創作です。
離婚後に書き始めた作品群です。

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