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カムイワッカと紙の本　

2020年03月16日
テーマ：テーマ無し

こんにちは。

昨日も今日もぽかぽかとうららかで、窓の外の雪さえ目に入らなければ、本当に春だなあと感じさせる陽気です。

羊蹄山もすっきりとした雄姿を見せてくれています。
・・雄姿でいいのかな。何か山は女性名詞だとか男性名詞だとか国によって違うらしく。。

どうでもいいですね。まあ日本では山は山だよね。

冬の羊蹄山は雪をいただきスマートな感じで、私にとっては雄姿というか貴公子的な感じです。夏になると優しく見守ってくれる大らかな母のように感じることもあります。逆に感じる人もいると思うけれど。

その羊蹄山のふもとで伏流水をペットボトルに詰めてきました。１カ月に何回か汲みに行くのです。

以前にも書いたと思いますが、羊蹄山の伏流水（湧き水）は頂上からふもとまでゆっくり数十年もかけて流れてきます。そしてミネラル分豊富な水になり、ここではカムイワッカ（神の水）と呼ばれています。

同じ伏流水でも数キロ行ったところでは甘露水と呼ばれています。でも中身は同じ羊蹄山の伏流水。飲んでみるとまったくくせのない軟水です。

こんな冬でも札幌などから汲みに来る人が結構います。
コロナのことがあるからこのごろは水汲み場に誰もいないかなと思ったらやはり数人いました。人ごみに行けないので、気晴らしにドライブがてら湧き水を汲みに来るのかなと思いました。

昨日もまた非常事態宣言の週末を迎えて自粛中でした。

ずっとテーブルの片隅に読まずに置きっぱなしだった小説の文庫本に気づいて読もうと思いました。ところが読み始めたところ、このお話は知っているような。。デジャブ？

あ、いつかダウンロードして電子書籍で読んだやつじゃん。と気づいて、なあんだとがっくり。私もついにぼけてきたか。。きっと題名だけ見て面白そうだと思ったんですね、題名を忘れていて。中身をちょっと読んでから買えばいいのに。。

でもこのところずっと電子書籍ばかりだったので、一度読んだ小説でも紙の本は久しぶりで、新鮮です。本の手触り、紙の匂い、紙をめくる音とか、すっかり忘れていました。

それに本というのは二度、三度と読むと、そのときの自分の状況によって以前とは違う視点で見たり感じたりして、その感じ方の変遷に気づくと何か面白いですね。

カムイワッカで淹れたコーヒーを飲みながら紙の本をめくっていると、時間がゆったり流れるような何だか贅沢な時を過ごせた気がしました。

たまに紙の本も買ってこよう。今度はちゃんと気をつけて、まだ読んだことのない本にしよう　笑

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