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投資案件でゼロが一つ増えると・・・ 

2020年02月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


投資案件でゼロが一つ増えると・・・  500万円の資金で株式を購入し、値上がりし たら売却して儲けを得る・・・という投機行為を 行なっている人に、5000万円の資金を預け て「同じようにやってくれ・・・」と頼んでも、 不思議と同じようにうまくは儲からなくなります。  算数的に単純に考えれば、ゼロが一つ増えた だけのことであり、今までやっていたことを 単位を10倍に増やしてやれば良いだけ・・・ と思えるのですが、これが「市場取引」の 面白くも難しくもあるところです。  たとえば、500万円であれば買えた株式も、 投じる資金量が増えると「その量の」売り物 がなくなって自らの買い付けで市場価格を 引き上げてしまい高値掴みになる恐れも あります。  「投機」の世界にはこうした小さな落とし穴が 存在しています。  ・・・・・・・・・・・・ 同じことを不動産投資で考えてみます。  たとえば、200万円のワンルームマンション でうまく投資活動を行なっている人に、 2000万円を渡して同じようにうまくやって くれ・・・と頼んだ時、「もともとが200万円の 区分マンション一つだけの購入をしていた」 のなら、それを単純に10戸購入すれば良い ので比較的うまくいきやすいです。  ところが、このときに2000万円の資金を 元手にして2000万円で中古アパートを 買おうとすると、うまくいく保証はガクッと 下がります。  同じく、1000万円のワンルームマンション を購入してうまくやっている人に1億円の 資金を渡して1棟丸ごと購入した場合も うまくいく保証はガクッと減ります。  ゼロが一つ増えただけですが、そこで求め られる能力はこれまでとは別モノになります。  だから、人は今の自分の能力や投資結果を 過信せず、ステージの違うことをやろうとする ときは初心に返って、リスクを考慮しながら 慎重に行なうことが大事です。  小規模スーパーの経営でうまくいっている人 が、大規模スーパーの経営を同じようにできる とは限らない・・・と言ったのと同じです。  最初は小さく投資活動をスタートし、それを 複数回経験していくことで自分なりの成功 パターンを作り、次にゼロを一つ加え新たな ステージでの投資活動に挑戦する・・・という 流れが良いと思います。  いきなり大きく出るのではなく、最初は小さく 始めて徐々に上を目指して己の実力を高め ていく・・・という考え方です。  いずれにしても、ゼロの数は重要で、ゼロが 一つ違うだけでも投資は大きく道が逸れて いきますから要注意だと思います。   私の著書 2冊+電子書籍11冊お金の教養シリーズ     5冊組織マネジメントシリーズ       4冊ビジネス人生論シリーズ       2冊 (アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC  記事を見逃したくない人はメルマガへどうぞ!■メルマガに登録する     

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