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若返りの美肌の湯　

2019年11月30日
テーマ：テーマ無し

今朝は少し雪が積もりました。さらりとしたパウダースノー。とても軽くて除雪も苦になりません。スキーを滑るのにとてもいい雪質だそうです。この調子だとスキー場も営業に踏み切れそうです。

今週はフィットネスクラブが入っているホテルがメンテナンスのためお休みで、運動もできず温泉に入ることもできません。それで違う温泉に行こうと思いました。

最近は大体どこもおしゃれなリゾートっぽい温泉ホテルが多いので、逆に歴史の感じられる温泉に久しぶりに入ってみたいと思いました。
そこは戦後、昭和天皇皇后両陛下もお泊りになられたという由緒のある温泉ホテルです。

カウンターに行き、「日帰り入浴ですが。」と言うと「はい、どうぞ。露天風呂は混浴ですので」と言われました。

私は混浴だということは知っていたので特に驚きませんが、知らない人だったら、えっと狼狽する人もいるかもしれません。でも混浴というのがいかにも昔ながらの温泉という風情がしていいなと思えます。

湯殿が源泉のために錆色に変色していかにも効能がありそうな感じです。源泉かけ流し、青みがかって不透明なお湯です。

前に入ったときにお湯をすくって手の匂いをかぐと、鉄棒で遊んだあとの手のような鉄の匂いがしたので、てっきり鉄の温泉だと思っていましたが、そうではなくてナトリウムの温泉だということを知りました。

メタケイ酸という天然の美肌成分の含有量が日本でも有数の部類に入るということで、温泉ソムリエ推奨の若返りの湯！美肌の湯だそうです。ああ、このお湯を家に持って帰りたい・・。

露天風呂ですが、混浴のエリアに行く途中に女性専用の露天風呂があり、混浴に抵抗がある人も実は全然安心なのです。ここも普通の露天風呂ぐらいの広さはあると思います。

そこを過ぎて階段を降りていくと広々とした露天風呂が現れます。途中まで仕切りがあります。おそるおそるその仕切りを過ぎて覗いてみると、誰もいません。幸いと言うべきか残念と言うべきか。男性側にしてみれば私では目の保養にならないので、いや、目の害になりそうなので、おられなくてよかったですね(^^)

ここはとても広いです。誰もいないのでのんびり独り占めできました。「坊ちゃん」じゃないので泳ぎませんが泳ぎたくなるぐらい広かったです。ちょうど雪もはらはらと周りの木々に降りかかり雪見風呂を満喫できました。

この温泉の向かい側に湧き水があります。かつて昭和天皇がこの湧き水を飲まれて「これは甘露である」と言われたことから久しく甘露水と呼ばれているそうな。私もそれを飲んで帰りました。

その日は一日中ぽかぽかして、夜はぐっすり眠れました。近いのだからもうすこし頻繁に行って美肌を手に入れたいものだと思います。

今からじゃ遅い？　いやいや、自分にとって今日が自分の一番若い日。遅いということはありません。何せ若返りの美肌の湯ですからね。


雪でよく分からないかもしれませんが甘露水の水くみ場です。

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