ひなたぼっこ

雪の上の足跡 

2019年11月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

最近は暖かい日が続いている。営業予定だったスキー場も、今は雪が少なくて営業を見合わせている。
朝に散歩をする身としてはすべる心配がなくて楽だ。

でも一昨日は夜中に少し雪が降り、道路も雪で覆われた。それでも少しの雪なので歩くのにはあまり支障がない。

新雪の中を歩くのはいい気分だ。自分の後ろには自分の足跡だけがついていく。前方には前人未踏の果てしなく白い世界が広がっている。僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来るという高村光太郎の詩が頭に思い浮かぶ。

そんなことを思いながら歩いて行くと、前人未踏ではない道に出くわす。人間ではなく動物の足跡がたくさんついている。周りが草原なのでその草原と道路を人間が寝静まった夜中に動物が行き来していたのだと思う。

このあいだ自分がすり足だと気づいたので、他にすり足の足跡がないか、つい気になってしまう。どうやら動物に私のようなすり足はいないようで、くっきりとした足跡が残っている。

猫の足跡はまっすぐ。やっぱりモデル歩きの足跡である。1本の線の上を歩いているようにまっすぐ続いている。それより少し大きめでやっぱりモデル歩きの足跡はキツネだろうか。
こんな歩き方、私も見習いたい。

そのうちに見慣れない面白い足跡を見つけた。これは何だろう。(写真参照)ただ歩いていたらこんな足跡にはならない。うさぎじゃないかな。。

後日、ネットで調べたらやっぱりそうだった。
ユキウサギだそうだ。他にも少し大きめの指の間が離れているような足跡はタヌキらしいと分かった。

ある場所などはこれらの足跡が平行に何本もついているところがある。全然重なっていないところを見ると、みんなで一緒に並んで歩いていたか、それとも追いかけっこをしていたか。。とにかく同じような時間帯にそこを通っていたように思われる。

この時期になると日中ほとんど動物を見かけることがなくなるが、夜にはみんなで追いかけっこをしたりして楽しい運動会が繰り広げられているのだろうか。

実際はそんなことあり得ないのかもしれないが、真夜中にキツネもタヌキも猫もウサギもみんな仲良く歩いているところやその時の会話なんかも想像してみると楽しくてニヤニヤしてしまう。

冬の散歩にもこういう思いがけない発見もあったりして思いのほか面白い。



左 ユキウサギの足跡だそうです。二つ横に並んでいるのが後ろ足。走るときに前足をついてその前に後ろ足をそろえてつくのでこういう足跡になるそうです。結構いろいろなところで足跡を見かけたから一羽じゃないのかも。昼間は一度も見たことがありません。

右 同じ方向にみんなで進んでいるように見えます。



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うきふねさん

イズミンさん

おはようございます。
しばらくお見かけしませんでしたけど
お元気でしたか?

私も雪が降ったらおっくうで、今まで散歩をしたことがなかったんですが、
こんな楽しい発見があるなんて驚きです。
雪の中の散歩もいいものですね(^^)

2019/11/30 08:41:30

おはようさんです

うきふねさん

イズミンさん地方は雪一色ですね。綺麗です♪
夜中にユキウサギたちが、モデルウオークを
してるなんてメルヘンです(*'▽')
素敵なものを見せていただきました。

2019/11/30 07:57:49

まるこ。さん

イズミンさん

コメントありがとうございます♪

今日は結構降っているので明日は除雪しないといけないようです。

私も今まで冬に散歩したことがなかったので、こんなにいろんな動物の足跡が雪の上に残っているとは知りませんでした。やっぱり夜にみんな出歩いているんですね。えさを探しているのかもしれませんね。

ありがとうございます。滑らないように、それから風邪をひかないように気をつけます(^^)

2019/11/29 13:34:51

雪の足跡

さん

こんにちは 雪の足跡と言いますか 歩いた跡 考えたことは有りませんが 歩き方で随分と変わるのですね(*^^*)

キツネやウサギ等の足跡も やっぱり北海道は違いますね
意味が有るのが よく解りました(*^^*)

雪の世界 まだまだこれからもっとだと思いますが
お気を付けて下さいね(*^^*)

2019/11/29 12:17:04

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