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ひなたぼっこ
一期一会
2019年10月16日
テーマ:テーマ無し
今朝も身の引き締まるような寒さでした。段々寒くなります。昨日の朝は歩道に出て羊蹄山を見たら、てっぺんのほうに雪がありました。9月にはすでに初冠雪を見たので羊蹄山の雪を見るのは今シーズン2回目です。
先日「日日是好日」という映画を観てから、普段意識していなかった一期一会ということを考えています。
一期一会とは、ウイキペディアから一部引用すると、『茶会に限らず、広く「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という含意で用いられ、さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉。』だそうです。
映画の中では父と会う約束をなかなか果たせぬままに父を亡くしてしまった女性が後悔するシーンが出てきます。いつでも会えると思っていて、一期一会の気持ちで父に接してこなかったことを悔やんでいるのかなと思えました。
昨年母を亡くした私も、母はいつまでも生きているものだと、いつでも会えるものだと考えていたなと、その女性と自分を重ねながら観てしまいました。
母と一緒にずいぶん旅行もしたりいろいろな思い出はあるけれども、なぜ普段の当たり前の日常で一緒に話したり接する時間をもっと持てなかったのかと悔やみました。普段から一期一会の気持ちでいたら、母との接し方ももっと違っていたのかもしれないなと思ったりして。結果論ですけどね。どれだけのことをしても悔いは残るものなのかもしれませんが。
一期一会というのは人間に対してだけではなくあらゆるものに言えますね。モモと毎日過ごすのもそうです。今は声が出ている。今は声がかすれている。この一瞬一瞬、二度と同じモモには会えない。毎日見る羊蹄山もそうです。今は雲が垂れこめている。今は雪がてっぺんにある。同じ羊蹄山には二度と会えない。
どんな人も物も一瞬として同じものはなく、二度と同じものには会えない。そう思うと一瞬のそれぞれのものがかけがえのないものに思えてきます。
こうやって一期一会を考えていくと、今を大切にするということに行き着く気がします。仕事が忙しいときは先の予定のために今があるようなもので、今を今として生きていなかったように思います。
一瞬一瞬、今を大切にして丁寧に過ごす。丁寧に人と接する。丁寧に物を見る。丁寧に季節の移ろいを感じる。雨のときは雨を聞く。雪のときは雪を見る。
毎日同じように見えるものの中にも小さな違い、発見や喜びが感じられる日々を過ごせたら素敵だな、そうありたいものだなあと、映画を観てそんなことを考えました。
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まるこ。さん
こんにちは。
コメントをありがとうございます。
自身のご経験からお感じになっていることをお書きくださって共感しております。
ありがとうございます。
大分前に先住猫が病気になりもう長くないと言われました。私が看護の最中にスポイトで飲ませていた薬をのどに詰まらせてしまい、直接の死因がそれでした。そのときにもっと私が注意深く飲ませていたら死ななかったのにととても悔やみました。そのときに「何をやっても後悔するものだよ」と私を慰めてくれたのが母でした。。
そんなことも思い出します。
2019/10/19 13:08:58
同じ思い
おはようございます
私は母は存命ですが父を早くに亡くしました 学生の頃には父の仕事にも着いて行ったことがあります 社会人になってからは自身が忙しかったのもあり 父とゆっくり話す機会が無く 気が付けば 父は肺がんと戦っていました 今は亡くなった父の 年齢を遥かに越えてしまい もっと父と会話をしたり また 病と戦っている時に あれもこれもと心に引っ掛かり 後悔することばかりでした
結婚して 主人の両親もそれぞれ早くから介護をしました 二人を看送った今も あの時もっと何か出来たのではなかったか ああすれば良かった 等とまた後悔が募りました
でも 結局 どれだけしても 「後悔」は尽きないのだと思います
この世で起こる事は「必然的」だと思っています 出逢いも 別れも そうしてまた「後悔」するのだと思います
まとまりの無い内容のコメントですみませんm(__)m
2019/10/19 09:49:07
まひろさん
こんばんは。
コメントありがとうございます♪
そうですね。旅先での出会いは格別ですね。私も旅先で地元の人々に親切にしてもらったことが印象に残っています。人々の温かい優しい心に触れて元気になるのが旅ですね。。一期一会の精神って誰に教えられなくても人々の心に根付いてるものかもしれませんね。
それにしても娘さんって行動的なんですね。一人でどこにでも行けるなんて(^-^)
2019/10/16 21:53:16
旅先での出会い
こんにちは^ ^ 日記を読ませていただいて思い出したのが旅行先での地元の方との出会いです。
お土産屋さん、タクシー、観光地などでいろんな人に声をかけてもらい親切にしてもらいました。
娘も二十歳の頃1人で北海道へ。地元の方に親切にしてもらったと感謝していました。猫との日々もそうですね(*'-'*) 一瞬変顔したりして(笑)
もう会う事はないからこそ自分にとって貴重で価値のある思い出となっています♪
2019/10/16 20:23:10
阿Qさん
こんにちは♪
コメントありがとうございます。
そうですね。いつもいつも一期一会、今を丁寧にって考えて生きていけませんね。こういうのは行動できなくてもたまに思うだけでいいものかなと思ったり。朝の散歩で季節の移ろいを感じたりする時間が私の「今を大切にする時間」かなと思っています。ナビトモさんのギャラリーの写真を見てもみんな一期一会を実践していらっしゃるのだなと感じます。
まあそんな感じです。。って何言ってるか分かんなくなりましたが 笑。
人はみんな知らず知らずに自分なりの一期一会で行動していると思いますから、「そんなもんだ!」でいいんです。阿Qさんで正解!
2019/10/16 12:56:33
丁寧に過ごしたいのだが・・・
読み応えのあるブログでした。
人間、生活の忙しさに流され、今の尊さに気が付きません。
(忙しくなくとも、生きることで精一杯です)
気が付いた時は、後悔ばかりが先に立ちます。
でも、それで良いのです、それが凡人の宿命です。
正しい人の一生とは、「そんなもんだ!」と、想う今日この頃です。
2019/10/16 12:07:31
朝の雫さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
行うは難し。そのとおりですね。普段はそういうことを意識して行動してませんものね。
それでも父と会うときなんかは年齢も年齢なので、頭の片隅には少し意識している自分がいます。意識しているとちょっとは接し方も変わるような気もします。(いらいらしてもあまり腹を立てないようにするとか 笑)
仕事も忙しくなくなった今は日々丁寧に過ごそうと心がけているところではあります(^^)
2019/10/16 09:16:38
行いは難し
「親孝行したいときに親はなし、さりとて墓石に温かい布団や毛布かけられもせず」ですね。
最近は「親孝行したくないのにまだ親が生きている」♪♪(^∀^)♪♪
というようですよ。( ^∇^)アハハハハ!
古来より座右の銘のしたくなる言葉が多くありますが
言うは易し行いは難し
です
率先垂範 沈着冷静 品行方正心がけているだけの私です。 行いません
(*_*;
2019/10/16 08:58:15