砂の器 

2019年07月19日 外部ブログ記事
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たまたまyou tube で「砂の器」をフルで観ることができました。(いつ消されるかわからない)実は有名な映画だとは知ってはいたけれどこの歳までストーリーを知らなかったんです。
期待感でワクワクしながら観ました。

断片的ですが「宿命」を聴いて、この曲が物語を語っているように思えました。

物語の重要な部分であろう方言。
ずうずう弁だから、東北の人だろうか。
カメダだと思っていたらカメダケだった。
人の名前だろうか、土地の名前かもしれないといったおもしろい展開。

父親がハンセン病になり村から出ざるおえなくなり親子二人での旅が始まります。
貧困と病気、そして偏見や差別、もう涙なくして観ることができない、終盤に出てくる加藤嘉さんや緒形拳さん、名優ですね。

親子の旅のシーンに「宿命」が流れてきて、こんな風に過ごしてきたんだ、そして過去を捨て別人になって将来有望な人生を送るはずだった....

助けてくれた人は疎ましい存在でしかなかったんでしょうか?
私は過去を捨てようと思った事がないからわからないけど。
親切で困っている人がいたら手を差し伸べてくれ、人情味の溢れる人柄、悪い評判など聞かない人物。
ただそんな人物でもこころよく思わない人がいる、邪魔な存在でしかないと思っている誰かがいた。

親子の宿命は永遠だと、映画の中に出てきます。
たとえ人を殺しても過去は消せない。

私はあんな親子がいたら怖いと感じたことでしょう。
たぶん偏見、差別はしてはいけないと思っていても実際は逃げるか冷たい目で見つめていたに違いありません。
そんな世の中が親子を追い詰めてしまいました。
私たちにも責任の一部はあるのだと感じました。




加藤嘉さんが役の中で大人になった息子の写真を刑事である丹波哲郎さんから見せられ「知らねえ」と泣きながら言い切る、涙が出ました。
息子だと言っているようなものです?

「砂の器」、名作なんだろうと思うのは後からドラマなどで何度もリメイクされているから。

でもやっぱり私は加藤剛さんや丹波哲郎さんなどの出演者の方の映画が好きかな。

千葉県に住んでいる私としては、現千葉県知事の森田健作さんが出演していて嬉しくなってしまうのです!?

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