母が残した私への手紙 

2019年11月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

私の両親はリタイヤしてからは鎌倉の自宅で庭いじり、散策やハイキングなど充実した生活を送っていました。
父の方が先に亡くなり、母は1人になりました。高齢になると病気は避ける事ができないけれど、母は足腰もしっかりしていたし、深刻な病にもなっていなかった。
なのに突然具合が悪くなり、入院したと思ったらもう助かりませんでした。葬儀も終わり落ち着いてから遺品整理のため鎌倉の家に行きました。
なんでも物を大事にしまう癖、それもきちんも整理して収納しているのでなんだか滑稽でした。
私が同じ事をやったらゴミ屋敷になっていたかも(笑)
もったいないけど、とっておいても使わないから結局ダメになっていて捨てる事に。(;∀?;)タンスの中にバッグがあってこれも捨てるかな〜とバッグを開けると封筒が。
なんだろうと封筒を見ると私への手紙でした。読んですぐに涙が溢れて。
わーわー泣いた、鼻水も出た、大泣きしました。
こんな大泣きは何十年ぶりだろう....大人になってからの涙はウルウルとかじわーとかだったのに。文の始めは庭に咲いている花や季節の変化の事、そして私を心配してくれる内容でした。
仕事は順調ですか、風邪を引いていませんか、体調に気をつけて あなたはお母さんだから倒れたら家族が困るよ、と。なんでこんな...なんでこんな事、私が母を心配しなくてはいけないのに。
私を気遣う母の気持ちが嬉しいやらそんな母がもういない事やらで私の顔は大泣きで目が真っ赤。
もう大人の私なのに、ごめんね出来の悪い娘で、心配ばかりかけてごめんなさい。
きっと渡し忘れたのでしょう。その手紙は私にとって宝物、ひっそり私の自宅の引き出しに入っています。
今その手紙を読んだら涙が出るので母を思い出して懐かしみたい時にとっておきます。きっと親は死ぬまで子供の心配をするんですね、私が親になってなんとなくわかってきたかなと思います。
もう親孝行はできないけど。
仏壇に手を合わせ毎年の墓参り、そのくらいなのかな自分ができる事は。あとは家族が仲良くする事。
きっと上から見ているかもしれないから悪い事はできませんね!

舌が出たままのノラ猫さん♪

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