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わくわくする、日々 

2019年08月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

怒濤のような一週間が過ぎていった。

エアコン風邪で咳き込みながら、久々にたどり着いた札幌。

先週はまだまだ寒い日が続いていて、手持ちの洋服を重ね着した処ではとても足りず、息子のお嫁さんにジャージーの上下と、更にジャンパーまで借りて、何とか札幌滞在の数日間を凌いだのだった。

新しく建った息子の家は静かな住宅地にあって、名古屋から送った、主人の愛用した介護ベッドも無事到着。

主人の母が使っていたピアノも、近日中には届く予定で、これから暫く、別荘感覚で楽しむ空間が出来たのは、とても嬉しい。


風邪と共に戻って来て、さて我が家のパソコンを開くと。

11月に予定している演奏会の、打ち合わせをそろそろしましょうか、というメールが届いていた。

大まかなプログラムは決まっていて、その中から実際に演奏する曲を決めるための、打ち合わせである。

怠け者の私は、まだ殆ど練習していなかったので、それからの数日間は、又々学生の様な日々が続いた。

午前中に2時間、午後に3時間、夜にも2時間、といった予定を立てて、ひたすら練習した。


その間には、前から決まっていた持ち寄りパーティがあって、私は張り切って鰯のフライと野菜のマリネーを作って行って、テーブルの上でセッティング。

二本のスパークリングワインも持参して、帰ったのは午前様。

久々のメンバーで集まって、とっても楽しかった。

そして、大きな収穫は、近くのタイ・レストランからテイクアウトした、というお料理がとっても美味しかったこと。

今まで避けていた、アジアンテイストのお料理は、多分食べず嫌いに過ぎなかったのだ、という発見。

レストランの場所を教えて戴いたので、今度是非行ってみようと思う。


そして昨日が、コンサートの打ち合わせ。

暑い時間に、我が家に来て下さったお相手の方は、音楽学者なので、今回は彼女が解説をして私が弾く、というコラボコンサート。


さすが、知識量が違うし、探究心も半端ないので、お話を伺っているだけで、とても楽しかった。

ショパンとスクリャービン、それぞれの「24の前奏曲集」を比較演奏していく、という企画なのだが。

結局、一回では納まりきらないので、抜粋するよりは、何回かの演奏会に分けて、シリーズ化して全曲演奏することにした。


70才を越えて、シリーズの演奏会を企画するとは。

なんて素敵なシニアライフ・・。


終わった後は、疲れ切って早々に寝てしまったけれど、これからの事を考えて、わくわくしてしまった。



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