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飲酒演奏実験 

2019年07月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

今週は、久々に東京へ遊びに行った。

一日目は、中学の友人、ライン仲間のお宅で、老女子会。

今回は、出前コンサート付きである。


というのも、彼女たちは東京在住にも拘わらず、名古屋での私の演奏会にも、わざわざ聴きに来てくれるという、ザ・親友仲間なのである。

昨年も、同じお宅で飲み会をして、ちょっとピアノを弾いたのだけれど。

その時には、みしみし傾いていた古い椅子が、今回はしっかりとしたピアノ専用椅子に変わっていて、万全の態勢で私を待ち受けていてくれていたのだ。

ところが。

にもかかわらず、私は秘かに計画していたことがあったのだった。


時折パーティの最後に、ピアノ演奏を頼まれることがあるのだけれど、真面目な私はいつも、演奏の時までは、ワイン等アルコールは我慢をする事にしているのだが・・。

今回は気の置けない仲間達だから、パーティーを普通に楽しんだ後に、気を変えて演奏してみたらどうなるか、試してみようとと企んでいたのである。


しかし、残念な事に、飲酒演奏実験は、私の場合は、「不可」という結論であった。

運動神経が、急激に鈍くなってしまう。


勿論、お酒の量にも寄るだろうけれど、シャンパン一本、殆ど一人で飲んで、すっかりご機嫌になった後に、すぐ正気に戻るのは難しい事が、当然ながら判明した。

家で練習しているときは、かなり酔っていても、暫く弾いている間に、弾けるようになるけれど。

でもきっと、この「暫く弾いている間に」と言うのが、重要なのだろう。


今回は、鮪好きの私のために、沢山お寿司を注文してくれたり、デパ地下で買って来た美味しいお総菜を持参してくれたり、心優しい友人達の前ならではの、笑い話でおわったけれど。



私にとっては、実に良い経験となった、今回の飲酒演奏実験であった。



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