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久しぶりのアヒージョ 

2020年09月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

昨日は、午前中に歯医者さんへ行ったので、はじめから夕食はアヒージョに決めていました。

帰りに、スーパーに寄って、マッシュルームを調達して、冷凍庫から、海老も出しておきました。


アヒージョを初めて食べたのは、一昨年に行ったスペインのサンティアゴでの居酒屋でした。

それは、一週間かけて、長い巡礼の旅の最後の行程である100キロを歩く、と言う企画でしたが、私達が到達する最終日は、たまたま月曜日でした。

大聖堂では、毎日12時から巡礼者達のためのミサがあるのですが、私は歩くこと自体より、ミサに参列したいというのが目的でしたので、日曜日のミサは魅力的です。

そこで、前日の日曜日に、お仲間とは別れて、ホテルから独りでタクシーに乗って、一足早く現地入りしました。

それは、私にとっては大成功で、早朝のミサと、12時からのミサでは、有名なボタフメイロに二度も巡り会う事が出来ました。

高い天井から釣り下げられた、一メートルはあろうかという大きな香炉を、オルガン演奏に合わせて、大勢の修道士達が、下から綱を持って操作しながら、その香炉を揺り動かすという壮大な光景です。

これは、何かの記念日とか、誰かの寄付があると、特別に行うものだそうです。

思いがけず始まった時には、興奮で文字通り胸が震えました。


更に、その前日の土曜日、夕方には女子修道院で女声コーラスの有名なミサが有ると聞いて、その時も有志4人でタクシーを調達したのでした。

私には、でもミサそのものより、その後に立ち寄った居酒屋さん、バルというのでしょうか、その記憶の方が鮮やかです。

土曜の夜ですから、サンティアゴの町は大変賑わっていて、広場で踊っている団体や、クラリネットを吹くストリートミュージシャンとか、沢山の人達が楽しそうに行き交っていました。

弱気な私は、四人分の席を確保出来るバルが果たしてあるかしら、と思いながら皆の後に付いて行きましたが、いくつかのお店を覗いた挙げ句に、やっと活気のある広いお店に到達しました。

本来の行程から外れて、タクシーでやってきた顔ぶれなので、海外に住み慣れた人が大半で、出された英語のメニューを見ながら次々とオーダーを決めていきます。

私は、イカのフリットとワインがあれば、という感じで後は皆さんに任せていましたが・・

その時、誰かがオーダーしたのが、アヒージョでした。


初アヒージョの割りには、他にも沢山美味しいお料理があったので、味そのものの記憶はあまり有りませんが、スペインの雰囲気を盛り立てる大役としては充分でした。


昨日は、独り用の小型のスキレットに、とっておきのオリーブオイルをこれでもかと言う程ドボドボと入れて、最後にエビを投入。

数日前にスーパーで買ったバゲットも、ネットで見つけた特別の焼き方で準備しました。


結果としては、海老よりもニンニクと鷹の爪の香りの付いたオリーブオイルが実に美味しくて、殆どパンをオリーブオイルに浸して食べきった、といった夕食になりました。

これはひとえに、オリーブオイルの質の高さの功績だったと思います。



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ゴクさん

シシーマニアさん

コメント有り難うございました。

鯖の水煮缶のアヒージョのブログ、拝見しました。

実は私、鯖の水煮缶も、まだ未経験なのですよ。

ゴクさんは、色々と試されてさすがですね。

でも私にとって、昨日のアヒージョは、ニンニクと鷹の爪の香りのオリーブオイルさえあれば、後はパンだけでも充分と言う位の美味しさでした。

さすが、とっておきのオリーブオイルでした。

2020/09/03 13:21:00

私も

吾喰楽さん

おはようございます。

最近、キノコ(エリンギ・舞茸・ブナシメジ)だけのアヒージョを作りました。
その前は、鯖の水煮缶です。

仰せの通り、大蒜と鷹の爪の香を移したオリーブオイルで食べる、フランスパンは絶品です。

2020/09/03 08:05:23

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