スーパーがやってきた

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2019年06月28日ナビトモブログ記事
テーマ：日常

西洋志向の強い私は、毎日スーパーで買い物をするなんて、効率が悪いと思って居た。

アメリカに住んでいた頃、「日本人は、お魚が新鮮なので、生で食べるのよ」と言うと（40年くらい前の話だが）

「では、日本の主婦達は毎日買い物に行くの？それは大変ねぇ」と驚かれたのが、ややトラウマになっているのかも知れない。

そんなわけで、今まで住んでいた場所は、駅から近いかとか、暗い夜の治安は、といった事は重要だったけれど、スーパーの場所には余り拘らなかった。

スーパーには、週末に行ってまとめ買いをして、後はコンビニで、消費期限が一週間は持たない牛乳などを買えば、何とか間に合っていたのだ。

主人と一緒にまとめ買いをするのも、それなりに楽しかったし・・。

今日これから買い出しするものを、メモをして持参するのだけれど、一応駐車場に着いて、車を降りる前に暗唱したりする。

復習しておけば、お店の中で行ったり来たりせずにすむので。

ねらってる訳では無いのだけれど、横に居る主人の耳にも当然入るので、レジに向かう前に、

「あれ、明太子と、味醂は、買わなくても良いのか・・？」等と言ってくれるのも、大雑把な性格の私としては有り難い。

今の居住地も、近くにスーパーが無いので、週末には、この量は果たして老夫婦二人の食材か、と笑ってしまう程買い込むのが常であった。

主人が居なくなって、独居生活になると、まず運転手もいないし車も無い。

ところが昨今は、シニア人口が増えた結果なのか、ネットスーパーもあるし、ちょっと離れた高級スーパーも、頼めば配達をしてくれる。

まあ、新しく始まった一人暮らしでも、それほど不便は感じていなかったのだけれど・・。

数日前、我が家の近くに、新しくスーパーが開店した。

駅からの帰りに寄れる場所で、我が家から五分と掛からない。

今日は早速、お目当ての鮪のお刺身を買いに行った。

お刺身なら、毎日でも食べたい程好きなのだが、今まではウィークリー・ショッピングだったので、残念ながら週に一度程度で、我慢していたのだ。

これから、一人の食卓に時を置かず、お刺身が花を添えてくれるのかと思うと、ちょっとわくわくする。