宴の後

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独りディナー

2019年06月23日ナビトモブログ記事
テーマ：コンサート

昨日は、友人と二人での「デュオコンサート」、名古屋公演の日であった。

東京のコンサートから、ひとつき近くあったので、調整が結構難しかった。

最初の本番の前には、どっちみち一人暮らしなのだから、学生時代と一緒だ、等と思ってかなり練習した。

夕食後も練習するために、暫くは禁酒生活を続けたり・・。

でも、学生時代の様な生活は、いくら元気なシニアでも体力的に難しい、という事もわかったので、今回は猛練習は控えた。

でも、本番を前にして、余り早朝ウォーキングをしたり、お天気に誘われて遊びに出かける、と言う気にもならない。

結局体力温存目的で、退屈しのぎに沢山のドラマや映画を見続けた。

最初は、是枝監督の作品、「海よりもまだ深く」を見て、阿部寛の冴えない中年男性ぶりがとても気に入って、今回はかなり阿部ちゃん作品を見た。

コンサートの前日も、余り練習してもくたびれるだけだしと思って、結局オンデマンドの有料レンタルで、「新参者」シリーズをまとめてみた。

今回は、相方の友人が色々多忙だった為、東京の本番が終わってからは、一度も合わせの練習をする機会が無かったので、当日本番前に時間をとってリハーサルをした。

通常私は、本番の前はくたびれるので、あまりリハーサルに時間をかけないのだけれど、そんなことは言ってられない。

一通り合わせ終わったら、コンサートが終わったかのように、どっと疲れてしまった。

しかし、「火事場の馬鹿力」では無いけれど、始まれば本番モードになるものだ。

真冬のステージでも、薄手のドレスなんて全然平気、というのと同様である。

今回のプログラムは、ジャズっぽい曲とか、邦人作品で絵本の様な小曲集とか、弾いて居る方は楽しい曲だったので、終わったらすっきりした感じがあった。

そして、皆さんの暖かい雰囲気にすっかり気をよくしたシニアピアニストふたり、本番の始まる前に話していた内容とは、次の会の企画についてであった。

どんな曲を弾こうか、とお互いに思いついた曲を色々と選んで、実に楽しい時間だった。

スタジオのオーナーは友人だから、それでは来年のスタジオの空き状況をチェックしましょう、といことになり、日程も既に決まった。

名古屋に来て、15年になるけれど、知人達が沢山集まって下さったのは、私にはとにかく嬉しかった。

クリスチャンでも無い私のために、教会の方々も沢山来て下さった。

終了後は、近くのレストランで友人達と何時もの飲み会。

随分、主人の話も出て、友人達は思いやり深い。

ところが、帰宅したらやはりまだ空腹感があって、事前にその為に用意して置いた「青椒肉絲」にライスを添えて、宴の後、の一人ご飯。

今日は、午前中教会へ出かけて、昨日いらして下さった方々にお礼を申し上げた。

その後は、自分へのご褒美、と言うことで、近くのお鮨屋さんでちょっと一杯。

帰宅してからは、オンデマンドのレンタル期間がまだ残っていたので、「新参者」の後半５話を一気見。

中々、充実した「宴の後」であった。