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舞台観劇 

2018年02月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:趣味

歌舞伎を観るのが好きだ。

当地に転居して、一番寂しかったのは、歌舞伎が観られなくなったことだった。

それでも、五年間は毎週音大で教えるために上京していたので、色々工夫して観ていたけれど、まあ日常的な娯楽、という存在では無くなった。


更に、教えるのを辞めてからは、上京の機会があればそのチャンスに、という程度となり果ててしまった。

たまたまその頃、歌舞伎座が建て替えのために休館したり、大事な役者さんたちが次々と世を去ったりして、私も歌舞伎は卒業したつもりだったのだけど・・。


昨年の春に主人に先立たれ、一人暮らしになると、ちょっと考えが変わった。

今できることは、実行しよう。

まだ、主人亡き後の事務整理が残っていることもあり、東京に住む子供達に会う事を理由に、まず歌舞伎のチケットを予約することから始めて、上京の日程を決めている。

一月には、歌舞伎座の高麗屋襲名披露公演と、吾喰楽さんが予約してくださった国立劇場で、音羽屋公演を観た。

久しぶりに見る菊之助は、美しいだけと思えたかつての印象とはがらりと変わり、素晴らしい色気だった。

先輩たちに次々と先立たれて、これからの立役者としての、歌舞伎に対峙する意気込みが伝わってくる舞台であった。

かつての三之助の一人、松緑も迫力があった。

私が観ていたころは、ちょっと舌足らずの癖がセリフに垣間見られたけれど、今は微塵も感じられない。

初めて観た国立劇場の歌舞伎だったが、実によい舞台であった。


二月は、友人と一緒に観劇する予定である。

通常は、予定が立て易いので、一人で行動することが多いけれど。


今月の歌舞伎座はなんと、玉三郎さまと海老さまが、忠臣蔵の一力茶屋を、役こそ違え、日替わりで務めるのだ。

まだ現役のお医者さんである中学の友人とは、日曜日の海老さまを。

二月になって暇になる大学の友人とは、月曜日の玉三郎さまを。

思い切って、連荘することにした。


でも、今日パトラッシュさんの観劇エッセイを読んで、お正月には浅草公会堂へも足を延ばせば良かったなぁ、と欲は尽きないのであった。


追記
私の勘違いを指摘してくださったパトラッシュ師匠、ありがとうございました。
早速訂正致しました。



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勘違いしていました、

シシーマニアさん

玉三郎と仁左衛門、菊之助と海老蔵、のコンビが日替わりなのです。

それを、私の中で、チケット予約の時に、偶数日は海老蔵・奇数日は玉三郎と念じていたもので・・。

早速師匠が指摘してくださったお陰で、訂正できました。

2018/02/01 14:48:37

菊之助に感激

吾喰楽さん

こんにちは。

菊之助は、国立劇場によく出演するので、多くの舞台を見てきました。
初心者(歌舞伎歴三年)の感想ですが、随分と成長したように思います。
三月の髪結新三もそうですが、今年は立役が多くなるような気がします。

玉三郎と海老蔵、両方見たくなるのは、よく理解できます。

驚きましたが、勘違いでしたか。

2018/02/01 14:40:56

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