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独りディナー
右脳使い
2016年11月28日
テーマ:シニアライフ
ずーっと、音楽付けの毎日だったので、言葉を紡ごう、といった意欲がまるで湧いて来ない日々が、数週間続いた。
こんなに作文が好きな筈なのに、どうやら右脳と左脳を両立させるのは、私には難しいらしい。
オーディションの審査が終わると、今度はずーっと置き去りにしていた、ラフマニノフの練習が待っていた。
何とか、連弾用に編曲するという作業が終了して、やっと演奏するというスタートラインに立てた、という訳だ。
今日、やっとお相手の人との練習合わせ第一回が終わった。
この感覚は、何なのだろう。
一つの仕事が終わった、解放感なのだろうか・・。
あるいは、右脳の世界にどっぷりと浸かると言うことは、いささかの飢餓感に襲われる事を意味するのだろうか・・。
まあ、私のキャパの容量がいかに小さいか、と言う事でもあるのだが。
一言で言えば、右脳の世界は楽しい。
つまりそれは、バッハやベートーヴェン、ラフマニノフ、といった古今東西の素晴らしい音楽と、楽しさを共有できる世界である。
一方、左脳の世界は、ちょっと現実的かな・・。
でも私には、言葉を書き留めていくことが、文句なく楽しいのだが。
この右脳使いのまっただ中、ナビ友のMさんと当地でお会いする、という素敵な一日があったのだ。
Mさんは、当地で若い日々を過ごされた方で、今回は高校のクラス会で名古屋へいらしたのだ。
名古屋駅の新幹線改札口で、待ち合わせをするというのは、いつもながらわくわくする。
最初は、Mさんが少女期を過ごされた徳川園の側でお食事をしたいと計画していたのだが、シーズンたけなわで予約がとれ無かったのは、心残りであった。
当地の人々は、旬に対するアンテナの張り巡らせ方がいかにも鋭くて、私などはすぐ出遅れてしまうのを、失念していたのだった。
それでもランチ後には、徳川園界隈を散策して、Mさんの卒業された中学校を来訪したり、何ともゆったりとした時間を過ごしたのだった。
これは、左脳的時間だったろうか。
あるいは、これこそ右脳的時間だったとも言える。
初めて入園した徳川園は、当市在住の65才以上は100円という、シニアに優しい価格設定。
此処は、御三家筆頭である尾張徳川家の二代目が築いた、別邸だという。
東京は54年ぶりの積雪という日であったが、箱根の山のこちら側は、お天気にも恵まれて、ちょっと現実離れをした時間を過ごす事ができた。
Mさんとお会いするのは二度目だけれど、ゆっくりお話しすると環境的に共通する点が多くて、年甲斐も無く人見知りする私も、すっかりリラックスして、Mさんの後に付いて回ったのだった。
そう、彼女は自然体ながらどこかリーダーシップがあって、本来はこちらがお迎えしている立場の筈が、当然のように私は何の考えも無く、Mさんの歩く方へと従ったのだ。
右脳であろうと、左脳であろうと、楽しい時間に勝るものは無い。
Mさん、本当にありがとうございました。
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勿論きっかけは、彩さんですので!
コメントありがとうございました。
10月半ば頃から、シニアの私には想定外の、「キョウヨウ」と「キョウイク」生活が続き、ブログを書く意欲も失せていました。
一段落したところに、Mさんが名古屋来訪。
とっても楽しい時間を過ごしました。
又、お会いする機会を作りましょうね。
明日も、大変魅力的ですが、来客の予定があってとても残念です。
どうぞ楽しい時間をお過ごし下さい。
2016/12/01 22:23:40
網目のように
シシーさん、ごきげんよう!
しばらくお出ましが無かったので
心配していました。
お元気で、良かったです。
MさんがLineで画像を送ってくださって、
私、少々、後悔していました。
私こそ、またの機会に!
それにしてもナビ友のつながり方は
網目のように、糸と糸が交差して結び目も
しっかりと、つながっていくのですね
こういうお話聞くと、何だか、嬉しいです。
(^・^)v♪♪
2016/12/01 09:24:30
葦さん
重ねてコメントを下さり、ありがとうございました。
右脳と左脳は、別々に使うもの、と思い込んでいましたので、目から鱗です。
同時に使うことができる、って素敵ですね。
2016/11/30 10:22:50
潜在意識と言葉
そうすると、左の和音は潜在意識で右の旋律が言葉(意識、意味)みたいなものですね。見事に脳を使い分けているではありませんか。それからすると、ピアノの左側が低音であるということもきっと必然性があってのことなのでしょうね。
2016/11/29 09:01:47
吾喰楽さん
一応、Mさんの了解を得ていなかったものですから・・。
私も皆さんとご一緒したかったのですが、都合が付きませんでした。
又の機会に是非!」
2016/11/28 22:18:36
師匠は、
両脳使いで、両刀使いでしたか・・。
私は右脳コンプレックスがあって、左脳なんて消えてもよい、位に思っていたのですが、今回右脳浸けを体験してみて、ちょっと嬉しい様な気持ちがしました。
ああ、自分も左脳を恋しく思うんだ、といった様な感慨です。
只、自分を左脳人間と定義するのも、「自分で言うかね」ですよね。
Mさんと再会できたのは、とても楽しかったです。
2016/11/28 22:15:57
葦さん
コメントありがとうございました。
ピアノは、鍵盤の左側に低音が有りますが、西洋音楽の場合、低音が基本になっていて、その上に音を積み重ねて行くようにして、和音が出来上がります。
従って、まず左手で低音と和音を響かせて、その音をペダルで持続させた上で、左手の親指とか人差し指で、高音域の旋律を弾くことが可能なのです。
右手だけだと、物理的にちょっと困難なので、作曲されないのでしょうね。
2016/11/28 22:09:10
村雨さん
早速コメントを戴き、ありがとうございました。
ご実家は、当地の名家なのですね。
歴史のある土地では、現在まで脈々と人々が繋がっているのが実感できて、楽しいですね。
2016/11/28 21:45:20
Mさん
少女期に名古屋で過ごされたMさん、直ぐに分かりましたよ。
楽しいひと時を過ごされたようで、良かったですね。
私も、近日、お会いする予定です。
でも、名前を出しても良いのに。
2016/11/28 20:59:00
両脳使い
Mさんと、楽しい時間を過され、よござんした。
右だろうが左だろうが、脳は脳。
分類することも、ありますまい。
右=感覚 左=論理 と言う風に、言われていますが、
あくまで通説でして、医学的に証明されたわけではないようです。
それより、仰る通り、楽しくやれれば、よろしい訳でして……
ちなみに、囲碁は、感覚と論理、どちらも鍛える働きがあります。
私なんか、毎日、左右を鍛えまくって、頭が良くなっているはずなのに、
それにしては、愚かですねえ……
私は、両脳使い、そして、両刀使いでもあります。
囲碁もやれば、将棋もやります。
酒も飲めば、饅頭も食います。
女性を愛し、男もあ……
これだけは、片刀使いでした。
2016/11/28 20:45:03
左手のためのピアノ曲
左手のためのピアノ曲というのはたくさんありますが、右手のためのピアノ曲というのは聞いたことがありません。これは右脳の働きと関係があるのでしょうか?プロのピアニストだからご存じかと思い、うかがいました。
2016/11/28 20:36:21
徳川園と蓬左文庫
何年か前、名古屋の幼なじみと、そのご主人の運転で連れていってもらい、散策をしました。昔と比べて、きれいに整備されていました。
その後、蓬左文庫で祖先の名前を見つけたときの嬉しさ。
友人のご主人は昨年亡くなられ、
今日も、その友人から電話をもらったばかり。
いろいろ思い出しましたが、
はて、ナビのMさんて、どなただろうと、詮索はなし?
2016/11/28 19:46:48