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独りディナー
悲しい、鍵ネタの想い出
2016年08月28日
テーマ:アメリカ
30年前に住んでいた米国の大学町は、いくら車社会以前に作られた古い町とはいえ、生活していく上では、運転は必須であった。
住み始めて間もなく、私は地図を片手に町中を探検してみた。
居住していた職員用のアパートは、キャンパス内の北側にあって、南下していくとキャンパスが広がっていた。
キャンパスを通り過ぎると、中心街を東西に走る、ナッソー・ストリートに出る。
その通りはメインストリートだけあって、ちょっとしたお店が並んでいたけれど、地図を見ると更に南の方に、ショッピングセンターがあった。
途中、小さなお城のような建物が見えて、出会った人に尋ねてみると、それはハイスクールなのであった。
昔テレビドラマで見た、「腕白デニス」とか「パパは何でも知っている」などに登場するような、大きな家も並んでいた。
お決まりのように、車庫の前には、練習用のバスケットボールの用具が立っていた。
それから、何も無い道を暫く進んで行くと、「A&P」という看板が見えた。
アトランティック(大西洋)から、パシフィック(大平洋)まで、という名前のスーパーのチェーン名だと、後で聞いた。
広〜い駐車場が真ん中にあって、その周りには、A&Pのスーパーマーケットの他にも、いくつかの大型店舗があり、小さなデパートもあった。
信号もない草っ原の中の道を、車で行けば10分くらいの距離だったけど、歩いてだから一時間半はかかったと思う。
10月のはじめ、少しずつ色づき始めた木々を眺めながら、私は初めてのアメリカを、一歩一歩踏みしめて、幸せだった。
それから、私も二人の幼児を育てながら、運転免許も取得して、少しずつ自力で外出できるようになってきた、その頃。
我が家の車は、以前のブログに書いたとおり、7万円程度で購入したオンボロ中古の、ステーションワゴンであった。
所々、錆び付いている部分もあったけど、何とか移動には使用できて、A&Pへ買い物へ行った日。
私は独力で買い物したことに浮かれていたのだと思う。
トランクに買い込んだ食料を詰め込んで、
「さてと、帰ろうか」と思ったとき。
よく、西部劇で、カウボーイハットを被った主人公が、コインやキーなどを、ちょっと放ってからつかみ取る、カッコイイ仕草を思い出して、マネをしてみたのだった。
全く、このお調子者めが!
すると、その鍵はなんと、車のトランク内のちょっとした隙間に、スコーンと音を立てて、滑り込んでしまったのだ。
さあ、困った。
よく見ると、其処はトタン板がはめ込んであって、それを外せば何とかなりそうであった。
私は、スーパーに戻って、サービスコーナーへ行き、ドライバーを借りようと思いついた。
ところが、私の発音では、ドライバーが中々通じなくて、
説明しているうちに、「オオ。スクリュードライバー!」とやっと解ってくれて、貸してくれた。
英語では、カクテルの様な名前で呼ぶものらしい。
しかし、戻ってみて試してみると、ねじとドライバーのサイズが合わず、又引き返して、少し小さなスクリュードライバーは無いかしら、と再度訊いてみた。
すると、サービスコーナーのお兄さんは、不思議そうに「何に使うんだい?」と嬉しいことを聞いてくれたのだった。
つたない英語で説明すると、車まで一緒にやってきたお兄さんは、「これは無理だね。家にスペアキーがあるんだったら、取りに連れってあげるよ」と言ってくれたのだ。
のんびりとした時代であった。
それに、そこから我が家まで、簡単に歩いて帰れる距離では無い事は、アメリカ人ならばこそ、よく解ってくれたのだろう。
そんな、鍵ネタの顛末は、まだまだあるけれど、今日はこの辺で。
*昨日の、彩さんへの説明が、余りに簡略過ぎたので、言い訳も込めて・・。
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いずれにしろ、
澪さん、コメントありがとございました。
>そういう経験って、注意力を衰えさせない
>アナログの好い所だと勝手に思っていますが
そうかもしれませんね。
便利すぎるのは、ぼけに通じる、と自分を励ましていますが。
でも、便利な機会もそれを駆使するには
勉強が必要でしょ。
我が家の車も、現在のに替えてから、私は運転することを諦めました。
2016/08/29 12:09:05
良きアナログ時代!
シシーさん (^∇^*)オハヨ♪
車のキーの閉じ込め!
今までに数度経験ありの粗忽者ですσ(^.^)
その度にJAFを呼んで、不注意を反省(>_<;)
いつからか、鍵の在処を確認してドアを閉める
癖がつきましたね〜
そういう経験って、注意力を衰えさせない
アナログの好い所だと勝手に思っていますが〜
それに比べて今の車は・・・
何から何までデジタル化されてて〜
人間がますますバカになりそう!
車のキーを身に着けてれば・・・
指一本でドアロックの解除からスターターまでOK!
キーが車の中にある時は、ドアロックが出来ない!
前方4mに人(障害物)が現れたり、
ウインカーを出さずに車線変更しようものなら
警告音がピーピーと ウルサ〜イ!
バックする時は、後ろを映して見せてくれる!
これ実は、MT車大好きだった私の今の愛車の事!
(自慢じゃないです、嘆きデス ご理解をm(__)m)
近く自動運転車が実用化されるって???
2016/08/29 10:54:58
自動ドア恐怖症です。
喜美さん、コメントありがとうございます。
鍵ネタは、やはり、皆さんおありなのですね。
余り、告白したりはしませんけれど。
私は、落とした経験は無いのですが、鍵を持たずに自動ドア、というのは何度やっても、学習しなくて・・。
このマンションは、此処の部屋は自動ではありませんが、建物の外に出るドア、駐車場からのドアが、自動なのです!
おお。怖い!
2016/08/29 10:37:40
鍵
誰でもあるのかしら
外人でも親切な人が居て良かったです
其れでも私だったら駄目 言葉が通じないから
私は1回だけありましたけれど
びっくりで血圧上がったと思いました
其れも慌てて車で座った足元に落ちていたのですからほっとしたやら馬鹿馬鹿しかったり 段々お頭の働きが悪くなります
2016/08/29 05:14:45
お調子者でもあったのです
ミル姫とは、ちょっと世代が違うけど。
子供の時に、「ローハイド」なんていう西部劇を見ながら、弟と鍵を放ってつかむ、という練習をしたものでした。
あの時は、「おお、此処は本場のアメリカなんだぁ」といった、高揚感があったのだと思います。
2016/08/28 20:58:10
抹消したい経験もあります
村雨さんでも、やはり経験おありですか・・。
私は、鍵を持たずに自動ドア、何度もあります。
車中に幼児を二人乗せて、鍵を差し込んでエンジンがかかったまま、ドアをしめた経験もあり。
周りの方々に、どんなにお世話になってきたか・・。
2016/08/28 20:53:37
ブログは面白い!
彩さん、コメント有り難う!
そうだったのかぁ。
私は、カウボーイのマネなどした軽薄さが、敗因だと思っていたけれど。
トランクを開けたまま、と言うのがポイントだったのね?
ブログに書くと、色々はっきりしてきて、本当に面白いですね。
彩さんのお宅のキーは、見えないながら場所は判明しているのだから、不便ながらまあ、安心よね。
2016/08/28 20:49:51
可愛いらしい!
鍵ネタの失敗談となると、悲壮なはずなのに、なぜこうも皆さん、可愛くなってしまうんでしょうね!
先日の彩々さんと言い、、、、( *´艸`)
想像して、シシーさん、可愛いなあと(年上の方に失礼。)
でも、親切なお兄さんの登場でホッとしましたね。
今は閉じ込みの事故は無いですが、昔はキーを閉じ込めたり、困りましたね〜
2016/08/28 16:37:54
車内に
いろいろな国で、さまざまな経験をなさってきたのですね。
カウボーイの真似をしてるシシーさん、可愛い。
私は車内に入れたまま、扉を閉めてしまったことがあります。
2016/08/28 14:59:21
恐れ入ります。
>*昨日の、彩さんへの説明が、余りに簡略過ぎたので、言い訳も込めて・・。
シシーさんって、なんて律儀な方なんだろうと
思いますが、とってもユーモアがあってお茶目さんです!
>コインやキーなどを、ちょっと放ってからつかみ取る、
カッコイイ仕草を思い出して、マネをしてみたのだった。
普通ならトランクを開けた状態で、放り投げない
でしょう!?(笑)
私の自宅の鍵は行方不明のままです…でもサブキーが
出てきたので、とりあえず安心しました。
2016/08/28 13:22:26