久々の遠出

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独りディナー

2016年06月11日ナビトモブログ記事
テーマ：ナビ友さんとの呑み会

ナビ友さんに声をかけて戴いて、このシニアナビの中で、核の様な存在を放っていらっしゃる、Ｋさんのお宅へ伺った。

私のブログにも、年中訪れてコメントを書いてくださる方だ。

多分、そのお名前を知らない人は、居ないのではないか・・。

ご自分では、文章のブログをアップなさらないが、時折写真をアップしたりなさるし、色々な人へのコメントを通して、こちらはもう、その背景にはかなり精通している気分である。

多分、お逢いしたらすぐにわかるのでは、と傲慢にも思っていたくらいに・・。

処が。

全く、違った。

その若さ故に、である。

自分が68歳にもなって、言うのもおこがましいが、でも。

まるで、子供の頃に描いていた、50代のおばあちゃま、といった印象なのである。

多分、Kさんを取り巻くお宅の雰囲気もあると思う。

純和風のお家に、変に洋風化されていない家具の数々。

どなたかのブログで、食卓は椅子式だと承知していたので、正座のできない私は安心していたけれど。

所謂お誕生日席に座って、私たちをもてなして下さったKさんは、どう見ても私のイメージ上での50代である。

自分も、姿が見えないから、気持ちだけは若いころにすっかりワープしているし。

しかも、どこか見た感じが叔母に似ていて、私が初対面の時によく味わう、気後れの様なものが全くなかったのだ。

私は、初めて会う方の、しゃべり方とか雰囲気が、誰か自分の親しい人に似ていると、たちまち安心してしまう癖がある。

これは、愛読書のアガサ・クリスティ原作の「ミス・マープル」の影響かも知れない。

田舎に住むおばあさんのミスマープルは、事件が起きると、普段自分の周りに起きた小さな出来事や、其処に居る誰彼との共通点見つけて、そこから真実を探り当ててしまう、というユニークな筋立てなのだ。

私も、誰かに似ている、と思うときは、本能的にそこで共通項がある筈だと思ってしまい、壁を乗り越えることができる気がする。

今回、お宅にお邪魔したのは、私を入れて四人。

帰ってから、主人に「初対面の人たちと、どんな話をしたわけ・・？」と訊かれたが、Kさんお手製の美味しい天ぷらとお酒を呑みながら、只、とりとめのない話題に終始した様に思う。

昔ながらのお仲間の様に、一緒に飲みながら時間を過ごす楽しさを、ゆったりと味わってきたのだ。

これから、少しずつ、その体験記をアップしていきたいと思う。