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ドイツ語の世界、って大げさだけど・・ 

2016年06月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

シューマンのドイツ歌曲を、今練習している。

自分で歌ったことが無いので、比較はできないながら、ドイツ歌曲は概ね、ピアノパートの役割が非常に大きい。

ピアノの楽譜そのものも難しいけれど、それ以上に、ドイツ語の歌詞の発音や内容によって、表現を色々と変化させていくという、そのサポート役が重要なのだ。


と言うことで、久々に最近はドイツ語の辞書を出してきて、調べる時間が増えた。

普段は殆ど使わないので、相変わらず紙の辞書だけど。


それが、単語や、言い回しを見ていると、自然にウィーンの街並みが頭に浮かんでくる。

練習していても、響きと共に、ウィーンの居酒屋などの情景が、歌曲の内容とは脈絡なく、浮かんでくる。

ドイツ語は、英語に比べて普段聞く機会が少ないからだと思うのだが、何ともいえず懐かしい。

今や、懐かしいという気持ちだけで、しゃべったり等殆どできないのだけれど・・。


懐かしい気持ちを持って弾くと、感情がこもってより良い演奏ができるかと言えば、それは関係ないだろう。

理解力と表現力に恵まれていれば、あえて経験は必要としない。


でも、楽しいのだ。

ドイツ語の世界に、思いを馳せながら弾く、と言うことが意味もなく楽しい。

今回は、ウィーンに長く住んでいたという声楽家にパーティで出会って、「女の愛と生涯」を一緒にやりませんか、と結構強引に誘ったのが発端である。

あちらは、突然の事で余り乗り気でもなさそうだったけれど・・。

時折、思い出した様にしつこくメールを送っているうちに、「それでは一度、顔合わせをしましょう」と言うところまで、やっとこぎつけたのである。

素晴らしい曲だけれど、難しいし、20数分くらいかかる全八曲の歌曲集だから、あちらも腰を上げるまでには、時間を要したのだと思う。

あれから、7か月・・。


演奏会を企画するところまで行けるかどうか、合わせてみないと展望は無いのだけれど、このドイツ語に浸る気分は、想定外のご褒美だった。


行動に移してみなければ、どんな楽しみがあるのか、わからないものだと、つくづく思う。



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必要があれば・・。

シシーマニアさん

吾喰楽さん、おはようございます。
いつもコメント、ありがとうございます。

私のドイツ語も、殆ど似たようなものです。語学は確実に、向き不向きがあると、思いませんか。

必要があれば、使えるものだろうとも思います。労なくして成果なしですよね。

2016/06/11 11:01:30

ドイツ語

吾喰楽さん

何年かドイツ語を勉強しましたが、全く身に付いていません。
覚えている言葉は、“Ich liebe dich”と“Vergiss mich nicht”くらいですよ。

バイリンガルの人、尊敬します。

2016/06/10 15:03:39

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