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敏洋’s 昭和の恋物語り

SLに乗ってきました 

2016年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



社員旅行で、大井川鐵道のSLに乗ってきました。




えっとですね、50とですね、6年、56年ぶりぐらいでしょうか。
確か、10歳前後まで、SLとバスを乗り継いでの通学だったと記憶しています。

ど田舎から市の小学校まで、毎日通っていました。
古くからの読者の方にはお話ししたと思いますが、涙なしには語れない、読めないエピソードがあるのです。

確かな記憶ではないのですが、定期券が汽車とバスで一枚物だったと思います。
駅員さんが立ってはるのですが、顔を見ているだけみたいでした。
常連(という言い方が正しいかどうか)さんばかりですからねえ。

わたしですか? 小学生ですからね、手を大きく上げて提示していたはずです。
でも、とにかくものすごい混みようで、改札なんてチェックはできていないと思います。
その証拠に、定期券を提示することなく降りる大人を結構見かけていましたから。

エピソードはここからです。
ある日のこと、改札前で、定期券を忘れたことに気が付きました。
後ろから降りてくる人混みに押されて、提示することなく出てしまいました。

で次はバスです。こちらも同じくものすごい混みようで、極端なときには車掌さんが乗降口に立って、ドアを開け放したままでした。
東南アジアでのニュースで流れていませんでしたかね、そういったシーンが。

ドキドキしながらバスに乗り込み、降りるときには素知らぬ顔で大人たちに混じって降りました。
今考えると、事情を話せば、おおらかな時代のことです、許してもらえたと思うんですよね。

もう一つ、困ったのが帰りです。
もう通用しませんよ、それほどの混みようではないですから。
やむなく駅まで歩きました。

結構な距離だったと思いますよ、バスで通ったのですから。
そしてそして、駅に着きました。

小遣いなんてもらえない時代でしたから、電話代の10円すら持ち合わせていません。
第一、自宅に電話はありませんし、誰もいません。
二親とも働いていましたから。

結局のところ、レールの上をとぼとぼと、泣きながら歩いて帰りました。
芥川龍之介作「トロッコ」を、教科書で読んだあとだったと思います。
それからです、好きになったのは。

あともう一つ、ごめんなさい!
期限の切れた定期券で利用したことがありました。
ごめんなさい、あのときは。

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