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敏洋’s 昭和の恋物語り

昭和の香り 

2016年05月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



箱が気に言って買い求めた、お土産の一つです。



SLの目覚まし時計を、自分用のお土産に購入しました。






夜、19:00の設定です。

「ボー! ボー!」
「シュー! シュー!」

一分間、鳴り響きます。
ややかすれ気味ですが、本物ほどの迫力はありませんが、それでも嬉しいものです。

なんというか、心がねほわあ、という感じです。
体も、強ばっている体でも、ふにゃふにゃ、という感覚です。

昭和の音楽なんかを流して、パソコンに向かって、キーボードを叩いていたりして、そんなときに
「ボー! シュー!」
なんて来られたら、もう至福の時間です。

昭和の香りが部屋中に漂って、どんな香りでしょうかねえ。
良い香りです、なんてことは言いません。

ご飯が少し傷み始めた、酸っぱさのこもった匂いでしょう。
戸棚の扉を開けて、カビの生えたところを指でつまんで取り去った残りの、すこし固さの残る大福を口に入れたときの甘い香りでしょう。

バキュームカーが、その強烈な匂いをまき散らしながら、町中を走り回っています。
そこのけそこのけとばかりに、自転車が通りの真ん中を威張っています。

そしてそして、黒煙を吐きながら、SL汽車が「シュッポ、シュッポ」とわたしを、昭和に運んでくれます。

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