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近くて遠い 

2016年01月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

よく夢を見る。

最近、出てくる自分は、大体20代。

場面は、ウィーンであることが多い。


一頃はずーっと、夢に出てくる自分は、幼少時代だった。

だから、夢に子供が出てくる、という事は殆どない。

何故こんなに、何十年もの時差があるのだろうか。

これは、果たして私だけの事象なのだろうか。


まあ、楽しい気分で目覚めたとしても、何だったかしら、と思った途端に記憶は消えていくパターンが多いのだけれど。


誰に確かめることもできない、夢の世界。

夢の話なんて余りしないから、夢に時差があるかどうかも訊いた覚えがない。


私はいつも、キリスト教とは限りなく近い場所にいる、と思っていた。

教会に出入りもするし、聖職者の方々との交流もそれなりにあったと思う。


今から10年ほど前、娘とウィーンへ旅行をした際、日曜日にシュテファン寺院のミサに列席した。

その時に娘が「キリスト教のミサに出席したのは初めてだと思う」と言っていたのは、ちょっとショックであった。


私は、家族の中でたった一人、自分の世界に住んでいた、というのだろうか・・。

娘と宗教の話は勿論してきた筈だけど、一緒に教会へ出かけることはなかったのだ。


音楽会へも殆ど一緒に行った記憶はない。

勿論、ウィーンでは、オペラやコンサートに連れ立って出かけたけれど、それは旅行の一部であって、鑑賞というのとはちょっと違う。


それでも娘とは、歌舞伎や映画にはよく一緒に行ったけれど。

息子とは多分、一緒に出かけたのは、子どのときの動物園や遊園地位なものではないか・・。



親子程、近くて遠い存在も、他に余りないかもしれない。



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「喫茶店行けば補導される」 

シシーマニアさん

喜美さん、コメントありがとうございました。

ごめんなさい。
この一文に、声を出して笑ってしまいました。
私の頃もやはり、映画や喫茶店は大人同伴が決まりでした。

大学の頃には、ずいぶん環境が変わっていきましたけれど。


親子は、その家庭によって様々ですね。
喜美さんの言葉の端々から、お宅の温かい繋がりを窺い知ることができます

2016/01/29 13:53:08

その距離感に愕然とするのは、親の方です。

シシーマニアさん

師匠、
まさにそうですよね。
子供の方は、親離れしていくのが当然ですし・・。

そのことはしかと、自覚しながら生活しなくては、と思っているのですが・・。
只昨日は、家庭の中で、自分一人の世界、というのがドカーンとあることにも、ちょっと愕然としました。

2016/01/29 13:48:20

自分の事は自分で。

シシーマニアさん

彩さん、
私たちの世代は、学んだ環境にもよるでしょうけれど、良くも悪くもアメリカ的というか、いわば西洋のリベラルな教育を受けた世代だと思いませんか。
前向きだし、好奇心も強いし、行動的で比較的個人主義が強いですよね。

自分の事は自分で。そうなのです。
子供にはちょっかいを出さない、と心に決めてはいるのですが、昨日はふと、結構繋がりが薄いんだなあ、と思った日でした。

2016/01/29 13:39:56

おはようございます

喜美さん

私の青春は戦争 敗戦 そんなことで
映画は見に行けない 喫茶店行けば補導される その時代でしたから
戻れるなら青春又来てほしい

子供たちは 離れても親子です
血のつながりこれはあると思います
今一番息子や娘に感謝しています

2016/01/29 08:15:12

一等親だからとて

パトラッシュさん

親子ほど密接な関係はない。
というのは、思い込みに過ぎないのかも知れません。
ふとしたことから、両者の隔たりに気付く。
その距離感に愕然とするのは、親の方です。
きっと、いずこの家庭においても。

子の方が、親を,醒めて見ているからでしょう。
別人格として。
やがて別れ行く存在として。

シシーマニアさんが、どう、こうと言う問題ではなく、
むしろありふれた光景であるかもしれません。
少しさびしいですが、これでよろしいのでは、ないでしょうか。

2016/01/29 07:46:42

うん、うん

彩々さん

深〜く、頷いてしまいました。

団塊、団塊といっても、人それぞれでしょうが
私たち世代、概ね、'自分のことは自分で!’という
良くも悪くも自分勝手な精神行動を持っている
気がします。

私も夢でもいいから20代、30代に戻ってみたいわ〜。

2016/01/29 04:37:45

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