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ホイリゲ 

2015年06月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

昨日は、連休に家族でウィーン旅行をしたという友人を招いて、又々我が家で女子会。

ウィーンと聞くと、自分には無関係でも、ついついテンションがあがってしまう。

一方、旅の話は誰かに伝えたい、という彼女の意向とも合致して、実に楽しいランチ会であった。


ウィーンには、ワインがよく似合う。

ウィーンを、ドイツ語で書くと「Wien」だが、並べ替えると「Wein」英語でも「wine」となる。


教えてくれたのは、留学する前にドイツ語を習っていた先生。

はなむけの言葉だ。

真面目な先生だったが、最後に気の利いたセンスを垣間見せてくださった。


大都市としては珍しく、ウィーン郊外には広大なブドウ畑があって、その年に収穫されたワインを飲ませる場所が沢山あり「ホイリゲ」と呼ばれている。


新酒のハウスワインを飲む場所だ。


庭には、ブリューゲルの絵にでも出てくるような、木でできた大きなテーブルと長いベンチが沢山並んでいて、温かい季節になると野外でゆっくりと時を過ごす。

食べ物は、ハムにチーズにソーセージ。

それに、キャベツの酢漬け。

トマトやピーマンは、丸のまま出てきたかな。

温かい食べ物としては、ローストチキン。


カウンターで各々が好きな食べ物を選び、テーブルに持参して、あとはワインを飲み続けるのだ。

新酒のワインだからか、軽やかで殆ど酔わない。


昨日は色々な話をしたけれど、見せてくれたホイリゲでの写真が、ハイライトであった。


音楽の都だから、ウィーン旅行をした人達は大抵、観光客向けのコンサートを聴いてくるらしい。

場所は、楽友協会ホールやオペラ座なので、本場感覚を味わうらしいのだが、私はそういう報告話をきくと、口には出さないけれどちょっと悲しくなる。

ウィーンフィルの演奏会や、オペラ座での公演を等身大で楽しんでいる地元の人たちの文化生活から、全くかけ離れた観光客の特殊な世界、とでもいおうか。

そんな思い上がった事を言える身分じゃないのだけれど。

本場でイミテーションを味わってきたかのような印象を、つい抱いてしまうのだ。

それが、観光旅行というものかも知れないけれど・・。



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旅は、好きです

シシーマニアさん

マリーさん、コメントありがとうございます。

旅は、何が記憶に残るか、ですよね。
人にもよるでしょうけれど、マリーさんの心を捉えたのは、中央墓地だったのですね。
観光都市が届けたいと思うものと、訪れた人が受け取っていくものとは、必ずしも合致しない処が人間の面白さかも知れませんね。

2015/06/05 20:40:19

海外へは

さん

ウイーンには大昔行きましたけど、ツアーなので覚えているのはウイーン中央墓地。

モーツアルト、シューベルト、ベートーベンなど楽聖の墓が集まる区画は案外狭くて、その狭い区画に超有名作曲家のお墓がおしげもなく並んでいました。

早朝ホテルを出ると朝もやの中を馬車がゆったりと目の前を通り過ぎました。

もう行くことはないかな?

2015/06/05 13:32:49

別物と、割り切ればよいのでしょうね

シシーマニアさん

SOYOKAZEさん、度々のコメント、ありがとうございます。
自分で聴いたことはありませんが、名前がついた30人編成の小オーケストラです。モーツァルトの時代の格好をして演奏するそうで、当時の雰囲気を味わって貰おうという企画だそうです。
色々な名曲を演奏するので、観光で行った人たちには好評のようです。
でも、ウィーンの演奏会とは、まったく別物ですね。

2015/06/05 12:41:49

え!?

さん

それは酷いですね〜
なんだか、悲しくなっちゃうわ。

でも、本物の耳をお持ちの方は気づくのではないかしら?
なんちゃってフィルは嫌!

2015/06/05 10:54:57

百聞は一見にしかず、とも言いますから・・。

シシーマニアさん

Reiさん、おはようございます。

コメントありがとうございます。
私は、ツァーの旅行はした事がないのでわかりませんが、行程などを見せてもらうと随分短期間に詰め込むんだなあ、と感心してしまいます。
でも「百聞は一見にしかず」ですから、捉え方の違いでしょうね・・。、

昔、カナディアンロッキーを旅行していた時。
湖のほとりで、我々家族しかいなかったのに、突然バスが数台到着。運転手以外は全員日本人でした。
着くなり、ガイドさんが「7分後に出発します!」私たちは7分間だけ、眺めるのを止めて、皆が立ち去るのを待っていました。

2015/06/05 09:43:54

そうか、アナグラムですね

シシーマニアさん

吾喰楽さん、コメントありがとうございます。
そうでした。アナグラムですね。
アルファベットと、日本語とどちらが難しいのでしょう。
いずれにしろ、私には及びもつかない遊びです。内容は、とても気に入りました。

2015/06/05 09:35:44

これって、イミテーションだと思いません?

シシーマニアさん

SOYOKAZEさん、おはようございます。

コメントありがとうございます。

>いつかは本場で、生のウィーンフィルを!

そうなのです、私も旅行で行く時は、ウィーンフィルを聴くために何か月も前から策略を練ります。地元の人でも、なかなか聴けない位チケット入手が困難な演奏会ですから。
でも、観光客用のコンサートというのは、ウィーンフィルやその他のプロのオーケストラが演奏しているのでは勿論なくて、只ウィーンで弾いているという、ある意味見世物用のオーケストラなのです。
がっかりさせる必要はないから、口には出しませんけれど・・。

2015/06/05 09:31:33

ツアー

Reiさん

海外旅行でツアーに参加すると、どうしても「観光客向けの…」ということになってしまうのでしょうか…。

フランスへのツアーに参加した時に、駆け足でルーブル美術館を回ったらことを思い出します。

今度は、ゆっくり行きたいです。

2015/06/05 09:20:36

アナグラム

吾喰楽さん

おはようございます。

文字を入れ替え、別の言葉にする、アナグラムですね。
一時期、アナグラムを解いたり、問題を作ったりして遊んだことがあります。
数10字の平仮名で作るのです。

似た遊びに、回文がありますね。
上から読んでも、下から読んでも、同じ文章です。
「談志が死んだ」という回文をタイトルにした本が、国立演芸場の売店にありました。

2015/06/05 08:41:37

でも、やっぱり

さん

おはようございます。

ウィーンを訪れる観光客の中には、クラシックを愛し、いつかは本場で、生のウィーンフィルを!と思う方も多いのじゃないでしょうか?
私も、折角、長時間のフライトに耐えて行ったなら、迷わず、聞きに行くでしょう。

ホイリゲもとても魅力的で、もしかしたら、その時の地元の方との触れ合いと牧歌的な雰囲気が心に残るかもしれませんが。

2015/06/05 08:40:10

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