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敏洋’s 昭和の恋物語り

[ブルーの住人]第四章:蒼い友情 〜まーだー〜 

2023年12月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



(十五)願う己と、阻止したいじぶん
 新一を抹殺する――それをねがう己と、それを阻止したいじぶん――とがいる。まるで神とあくまの代理戦争のごとくに思えていた。そしてそのことに、どれほどの時と労力をついやしたことか。それがいま、それらすべてが、こころの外側に位置している。この一瞬間の歓びをあらわしたい。  踏みしめている大地にほおずりしたい。 そのままひざまずき、イスラムの祈りのように、大地に接吻したい。ひんやりと湿った土から与えられるもの、そうだ。この匂いは、この香りは……お袋が毎朝作ってくれていた、みそしるの香りだ。大きな背におぶさわれた折の、親父のあせの匂いだ。
 先夜の、恋人とのいさかい。行きちがい。ねっとりとした熱い空気が体にまとわりついた夜のこと。不快指数100%だったあの夜のこと。minakoからの電話。

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