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「シンガポール スリング」 

2023年10月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1993年/日本〕オーストラリアに新婚旅行に来ていた、達也(加藤雅也)と亜美(秋吉満ちる)は、ガソリンスタンドで、悪気なく、ある人物の写真を撮った。すると、その夜、宿泊するホテルに2人の刑事がやってきて、コカイン所持という身に覚えのない容疑で、逮捕されそうになる。達也がそれに抵抗し、刑事のと揉み合いになると、刑事の一人が頭をぶつけ、打ち所が悪く、死んでしまう。達也は裁判で、終身刑を言い渡され、刑務所へ。亜美は、自分たちがこんな目に遭ったのは、カメラに残っている写真のせいだと気付き、達也の無実を訴えるため、現地の日本人・ケン(原田芳雄)の助けを借り、尽力するが・・・。一人シンガポール映画祭、第6弾。まだやってんのかよ、って感じだけど(笑)。多分、これで最後かも。この映画の存在を知って、VHSを探していたら、レンタル店で見つけたので、あぁ、良かった、と。しっかし、何なんだ?これは(笑)。前にも書いたけれど、一人シンガポール映画祭の条件は、1 製作国がシンガポールである事2 タイトルにシンガポールと入っている事3 撮影の殆どがシンガポールである事このどれか1つをクリアしていればOKで、この映画は、2に当てはまるけど、映画の内容は、「シンガポール スリング」と、何の関係もないし、セリフにも、一度も「シンガポール スリング」という言葉は出てこないまま、終わった(笑)。シンガポール率0%の映画、「シンガポール スリング」(笑)。しかも、オーストラリアの警察って、こんなに酷いのか、っていうくらい、悪の味方で、でっち上げの逮捕をしてみたり、通報した亜美の事を、敵に教えたりと、怖ろしい事、この上ない。ただ、加藤雅也扮する達也に、全く非が無い、という事もない。彼は、何のためらいもなく、無神経に、ピンポイントで他人の写真を撮る。しかも、そういう場面が2回ある。時代が違うのは分かるけど、相手もいい気持ちはしないだろう。で、逮捕された達也は、ムショに入るんだけど、その後、乗り込んできた原田芳雄に助けられ、思いの外、簡単に、脱獄する(笑)。変な映画だけど、中々観られない作品。出会えて良かった。映像でも、映像以外でも、この世の出会いは全て、一期一会。大切にしなければ。評価 ★★★☆☆

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