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「地獄の花園」 

2024年04月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕平凡なOL・田中直子(永野芽郁)が勤める三富士株式会社では、安藤朱里(菜々緒)佐竹紫織(川栄李奈)神田悦子(大島美幸)の3人が、壮絶な派閥争いに明け暮れていた。そんなある日、中途採用で入社してきた北条蘭(広瀬アリス)に3人が負け、蘭が会社のテッペンとなる。その事がきっかけで、OLたちは結束するようになり、闘いの相手は、他社のOLとなる。直子は、なぜか蘭と気が合い、個人的に仲良くなる。ところが、全国のOLたちのテッペンを狙う、トムスン社に、直子が拉致されてしまい・・・。くだらねー(笑)。面白い(笑)。「クローズZERO」のOL版と言ったらいいのか、OLたちが、日々、喧嘩に明け暮れるという映画。OLの喧嘩なんて言うと、ネチネチとした嫌みの応酬や、後輩いじめのような、陰湿なものを思い浮かべそうだけど、この映画の喧嘩は、本物の、体を張った喧嘩。それも、相手が嫌いだから、とか、そういう理由ではなく、とにかく「テッペン」を取りたいという一心での事。だから、観ていて、心が暗くならないし、あはははは〜と笑ってしまう。登場人物たちが、とにかくカッコいい。菜々緒、川栄李奈、大島美幸、広瀬アリス、そして、永野芽郁、なんていい女たちなんだ。一人一人がキャラ立っていて、最高。私は、敵対していた彼女たちが、仲良くなっていく場面が大好き。このメンバーが、結束するって、最強じゃない?色んな意味で。最強OL・広瀬アリスと、派閥争いには関わらない永野芽郁が、不思議と気が合う場面を観ていて、私は、友人・A子から聞いた、中学時代のエピソードを思い出していた。A子の通っていた中学は、いわゆる、「荒れた中学」で、ヤンキーと言われる生徒が目立っていたそうで、A子は、真面目な子だったけど、ヤンキー女子のB子と、なぜか気が合っていて、グループを越えて、一緒に買い物などに行っていたそうだ。そんな時、B子は、「今日はA子と一緒だから、万引きしないで帰るわ」と言っていたと。不良と付き合っても、決して染まったりはしないA子と、真面目な友達を巻き込んではいけないと、ちゃんと一線引いていたB子。永野芽郁と広瀬アリスの関係に似てるな、と思った。映画は、その後、トンデモ展開になるけど、詳しくは書かない(笑)。評価 ★★★☆☆

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