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「停年退職」 

2024年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1963年/日本〕矢沢章太郎(船越英二)は、90日後に定年退職を控えている、55歳。嘱託社員として、会社に残る事を希望しているが、まだ、返事はもらっていない。妻に先立たれ、OLののぼる(藤由紀子)と高校生の章一(倉石功)の3人暮らし。のぼるが最近失恋したと、密かに泣いていたのが気懸りだ。部下の小高秀子(江波京子)が、妻子ある男と付き合っているとの噂が耳に入った。秀子がのぼると同世代な事を考えると、他人事とも思えない。なんとかして、そんな恋愛、やめさせなければ。それから、家に来た部下の坂巻広太(本郷功次郎)が、のぼるに好意を持ったらしい。広太はいい青年だ。2人が結婚してくれるといいのだが・・・。源氏鶏太さん原作、船越英二さん主演の、サラリーマンもの。タイトルは「停年」とあるけれど、一般的に「定年」と書くなぁと思って、調べてみたけど、そんなにめちゃめちゃ大きな違いはないらしい。にしても、やっぱり時代を感じる。まず、定年が55歳という設定。今、55歳といえば、まだまだ若いイメージだし、老け込むには早すぎる。まぁ、この映画が公開された1963年頃の、男性の平均寿命は65歳というから、今とは感覚が全く違うのだろう。感覚が違うといえば、船越英二さんが、娘や、部下のOLに向かって、「結婚はまだか」「早く結婚しろ」と当然のように言う場面。今は、親でも子供にそのような事を言えば、セクハラになるし、結婚が人生の重大事項ではなくなっているけれど、当時は、それだけが目標だったのでしょうね。特にOLの仕事は、腰かけ、くらいにしか思われていなかっただろうし。恋愛の感覚も面白い。男性が、一度しか会った事がない女性の会社の前で待ち伏せしたり、手を握った事もないのに、「結婚してください!」と言ったり(笑)。今なら、ストーカーで通報されそうだけど、ケータイも何もない時代は、それが恋愛の駆け引きだったのでしょうね。映画は、紆余曲折あるけど、話のテーマからして、ハッピーエンド。評価 ★★★☆☆

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