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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム 黎明編 (夕陽よ) 

2023年04月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



みなもに映える 夕陽よ! お前は まるで生命あるように 語りかける
ことばをもたぬ 夕陽よ! わたしには 言葉しかないのに 語りかけてくる
空を見あげてみよう 涙でぼやける景色に もういちど たずねてみよう
いつかお前は 消えていた もうみなもには なにもない 目映いばかりの おまえの存在のあかしがきえていた……
まっていて くれ わたしも すぐに きえていくから……
=背景と解説=
夕陽=愛 と見れば、他愛もないものです。底の浅さが感じられます。この頃(中三)の日記を読んでみると、父親とも断絶状態になっていました。といっても、父親はそんな風には感じていなかったと思いますが。兄弟二人を食べさせることに必死で、おもんばかる余裕などはなかったと思いますよ。反抗期だったということを併せ考えても、「申し訳なかった」と反省だけです。まったくの自己チューで、家事一切の手伝いもせずに、ただただ、詩を書いていましたから。この詩も、恋愛感情の愛ではなく、普遍的にとらえた愛ということですね。

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