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不動産/需要と供給に騙されないように・・・ 

2022年10月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


不動産/需要と供給に騙されないように・・・ あるデータによると、2023年に東京23区で供給される 大規模オフィスビルの面積は2022年の2.7倍になる・・・ とか。  単純に数字だけ見ると「すごいな!」となりますが、こうした 情報に触れるとき、表面上の数字や情報だけに惑わされる ことはキケンです。  情報を出す側としては「ウソは言わないけど見聞きした 人がある方向に誘導されて勝手に誤解してくれることを 期待している」ことが多いものです。  テレビを始めとしたマスコミの情報操作/印象操作には 常に警戒をしておくほうが無難です。  → 都心23区のオフィス需要が徐々に戻りつつあり、立地や機能面に優れた最新の大型のビルには入居希望 の企業が集まってきている・・・というのは確かかもしれま せんが、ここで大事なのはその需要が「新規の需要なのか それとも他からの乗り換えによる既存の需要に過ぎないの か?!」ということです。  両方ひっくるめて「需要」という言葉で表しているところに ひっかけ(騙し)があります。  表面上の数字・情報だけで「オフィス需要が回復しつつある」 と鵜呑みにするようだと一般サラリーマン止まりです。  ビジネスマンはその言葉の裏側に隠された真実を読み取ろう とします。  もしかしたら、あくまでも「立地や機能面に優れた最新の 大型ビルだけ」に企業が集まっているだけで、それらは 今まで入居していた旧タイプのビルを転居してくるだけ かもしれない・・・と別角度から読み取ろうとします。 もしそうだとしたら、最新型の大型ビルに入居企業が集まる としても、それは最新型ではない従前のビルの入居企業を 奪っているだけにすぎない・・・ということになります。  玉突き的に入居企業を奪っているだけとしたら、それは 別に「需要が増えた」とは言えず、ただ「需要が変わった/ 需要が移った」だけの話です。  全体・総合面での大局的見方が大切です。  退去になった従前のビルは空室が増え、場合によっては 家賃相場が下がり、利回りが低下してその後不動産価格 が暴落する恐れもあります。  そうなったら、それまでの古いビルを持っているオーナー は悲惨な事態に陥ります。  日本では1990年代半ばに似たような状況になったことが あります。  当時は結局1989年12月に日経平均が最高値となり、 1990年がバブルのピークだったと後から解釈されるに 至った・・・という経緯があります。 株式のみならず、不動産価格・価値の大崩壊という地獄を見ました。同じような道を辿っている恐れが決してないとは言い 切れません。  バブルは「その時を生きている人」にはなかなか気づけ ないもので、後から当時を振り返って解釈されるものです。  2008年のアメリカのリーマンショックも同様で、当時は みんな当たり前と思っていたのが気がついたら当たり前 ではなく、ちょっとしたタイミングでいろんなことが逆回転 して経済が崩れていきました。  かつてのあの事態に向かっている恐れがある・・・と 理解・警戒し、むやみやたらに高い投機的買い物には 手を出さないほうが無難です。  常に心のどこかで用心しておくほうがベターだと思います。   私の著書 2冊+電子書籍11冊 お金の教養シリーズ  5冊 組織マネジメントシリーズ       4冊 ビジネ人生論シリーズ   2冊 (アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC  

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