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のんびり。
◆幻色江戸ごよみ◆
2022年07月31日
テーマ:テーマ無し
幻色江戸ごよみ (新潮文庫)作者: みゆき, 宮部出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/08/28メディア: 文庫宮部みゆきさんが描く、江戸・下町の、人情と恐怖。12の短編が収められていて、どれも面白い中、私が一番好きだと思ったのは、第四話の、「器量のぞみ」。「醜女」で「大女」、そして「愛想なし」。深川で父親と暮らすお信は、花も恥じらう18歳だというのに、長屋の皆からそう言われているし、自分でも、重々承知している。気風が良くても、器量ばかりは、どうする事もできないと諦めている。ところが、そんなお信を、この界隈でも有名な美男子・繁太郎が嫁にほしいと言ってきた。「冗談はよしとくれ」と、最初は怒ったお信だが、どうやら繁太郎は本気らしい。彼は、お信に一目惚れしたと言う。噂は瞬く間に広がり、それを聞いた誰もが、「ひえー」と声を上げる中、お信は、繁太郎の元に嫁いだ。繁太郎が優しくて、真面目で、働き者。さらに、舅姑、そして2人の妹たちも、それはもう、お信に親切に接してくれて、お信は、幸せながらも、何か、恐ろしいような気持ちを拭えない・・・。読み進めながら、あぁ、どうか、お信が不幸になりませんように、この物語がハッピーエンドですように、と願わずにはいられない。でも、うん、大丈夫。とても素敵なラストでした。〓〓〓〓〓〓ところで、この本、近所の古本屋さんで買ったのですが、中に、書店の栞が挟まれていました。「白石書店」。うーん、どこの本屋さんだろう、多分、今まで聞いた事のない本屋さん。「エスパル」というショッピングモールも、ちょっと記憶にありません。気になるので、検索してみましたら、福岡県の本屋さんだと分かり、ビックリ。そこまで遠いとは思っていなかったのです。福岡の本屋さんの栞が、海を超えて、今は私の手元にある。どのような経路を辿ってきたのかは、分からないけれど、ちょっと面白く思った出来事でした。
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