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「8月のクリスマス」 

2022年07月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2005年/日本〕小さな写真館を営む、鈴木寿俊(山崎まさよし)は、病院で、自分が余命いくばくもない事を知らされる。寿俊は、その事を誰にも話さないまま、今までと変わりなく生活している中、客としてやってきた、小学校の臨時教師の高橋由紀子(関めぐみ)と親しくなってゆく。デートをした寿俊と由紀子は、互いに、相手に惹かれてゆく自分の気持ちに気付く。しかし、病魔は確実に、寿俊の体を蝕んでおり・・・。余命宣告されている、平凡な青年が、死の直前に、淡い恋愛を体験する物語。元々は、韓国映画、「八月のクリスマス」がオリジナル。韓国版も観ているけれど、ずっと以前なので、細部は忘れてしまった。死期が近づいている主人公だけれど、それを殊更に強調するシーン、例えば、激しく咳き込むとか、血を吐くとか、そのような事はない。彼が病気であるという事は、別の方法で描かれる。父親に、テレビのリモコンの操作方法を必死になって教えたり、自分の死後の、写真店の機械の使い方のマニュアルを作ったり。それが、ドラマティックでないだけに、かえって悲しみが増す。死の準備をする主人公の気持ちを考えると、胸が潰れる思いがする。そんなに全部を自分の中に溜め込んで、穏やかな顔をしてばかりだと、辛いだろうに、と思っていたら、やっぱり人は、どこかで爆発するものなのね。彼が軽くキレたり、怒ったりする場面があり、そのイライラがとても理解できたり。彼と、淡い恋愛関係になる、臨時教師。彼女も、もちろん、彼の病気の事は知らないし、気付きもしない。こういう映画を観ると、自分が死ぬときは、どうなるんだろうと、考えてしまうな。私も、できるだけ静かに消えてゆきたい、この主人公と同じように、なんて。評価 ★★★☆☆

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