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のんびり。

「わたしは最悪。」 

2022年07月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/ノルウェー〕30歳の大台に乗ったユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は、どうにも、人生の軸が定まらずにいた。恋人のアクセルは、グラフィックノベル作家として成功し、そろそろ子どもを作ろうと言われるも、そんな気にもなれない。そんなある日、ユリヤは、知らない人たちのパーティに紛れ込み、アイヴァンと知り合い、意気投合する。数日後、ユリヤが働く書店に、偶然、アイヴァンが現れる。2人は、互いの恋人と別れ、同棲を始めるが・・・。「わたしは最悪」か。なんだか、しょっちゅう思っている気がする(笑)。何か失敗したり、理由もなく、落ち込んだり、些細な事から、大きな事まで、日々、生きる中で起こる、様々な出来事で、「私ったら、最悪だわ」って(笑)。でも、この映画の主人公・ユリアは、このタイトルほどには、最悪とは感じない。仕事はしているし、恋人もいる。しかも、別の恋人と付き合う時、修羅場にもならず、実にスムーズに、電車にでも乗り換えるように、次の男に移る。これは凄い事だ(笑)。私が、ちょっと生理的に合わないなぁと思ったのは、ユリアが、新恋人のアイヴァンと出会った夜にした、様々な行為。2人は肉体関係には至らないのだけれど、肉体関係のある男女でもしないような事を、やってのける。申し訳ないが、ちょっと気持ち悪い。いや、もしかしたら、初対面であんな事が出来ちゃう2人こそ、運命なのだと、表現したかったのかもしれないけど。遊び心のある映像は、ちょっと面白い。評価 ★★★☆☆

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