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「トップガン マーヴェリック」 

2022年07月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2022年/アメリカ〕米海軍での輝かしい戦歴を誇る、ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐(トム・クルーズ)だが、昇進を拒み続け、今は、超音速テスト機の、テストパイロットに甘んじている。マーヴェリックは、テスト機の速度をマッハ10に達成させる事を成功させ、かつての盟友・トム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将(ヴァル・キルマー)から、「トップガン」での教官職を命じられる。その頃、敵対する某国が、NATO条約に違反するウラン濃縮プラントを建設していた。それを破壊すべく、マーヴェリックは、選りすぐりの精鋭パイロットたちに、特殊攻撃を施す、厳しい訓練をする。すると、パイロットの中に、かつて、マーヴェリックと一緒の訓練中に死んだ、ニック・“グース”・ブラッドショウの息子・ルースターがいた。ルースターは、自分の父が、マーヴェリックのせいで死んだと思い込み、憎しみを募らせており・・・。冒頭からときめきが止まらない。ケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」が聞こえてくると、顔が自然に笑ってしまうのと、涙が出そうになる感情が同時に湧いてきて、忙しい(笑)。この映画、トムクルの本気度が伝わってくるようだ。なにせ、彼と、そして、他の出演者たちは、数カ月前から飛行訓練を受け、撮影は、本物の戦闘機の中で、強いGを受けながら、演技をしているとの事だ。例え、架空の物語だとしても、常に、本物に近い形を求める。トム・クルーズの、そういった姿勢は、観る者に必ず伝わってくる。面白くないわけがない。戦闘シーンの迫力は、最新の映像で、それはもう、手に汗握る作りになっているのだけれど、所々、36年前に公開された、オリジナルの「トップガン」を彷彿とさせるような、ちょっと古い雰囲気があるのもいい。トムクルと、ジェニファー・コネリーとの、恋愛の顛末なんて、80年代の映画みたい(笑)。それから、もう、めっちゃ嬉しかったのが、ヴァル・キルマーの登場。彼は、一時期、とても太っていた事があり、この作品への出演を知った時、かつて、「アイスマン」と呼ばれた、クールで、冷徹な面影が残っているのかと、かなり不安を覚えたわけだが、さすがはプロ。変わらぬルックスを保ち続けているトムクルと並んでも、何ら遜色なく、年を重ねた分だけ、柔らかい雰囲気を身につけ、2人の再会の場面は、それはもう、素晴らしかった。もう一つ。かつての死んだ仲間「グース」の息子が、チームにいるというの..

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