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トラのミステリな日常

蜂蜜とひまわり 

2022年04月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

蜂蜜を手に入れました。
「ひまわりの蜂蜜」と言うことで、ウラのラベルを見れば「ウクライナ」と書かれています。(写真)

レンゲやアカシアの蜂蜜はよく耳にしますが、ひまわりの蜂蜜は初めてです。
これも、ウクライナへの支援です。

さて・・・、
1970年のイタリア映画「ひまわり」(写真)は、画面一面に広がるひまわり畑が印象的な映画でした。
有名なひまわり畑のシーンは、ウクライナの首都キーフから南へ500キロメートルほどのヘルソン(現在もロシアとの戦場になっている地域)で撮影されたものだと言われています

映画「ひまわり」は、私が高校3年生の頃に映画館で観ました。
イタリアの名匠ビットリオ・デ・シーカ監督の晩年の作品です。

当時の評価としては、イマイチ鋭さが無い甘ったるい映画だという事でした。
ある映画評論家は、「ひまわり」というより「ひまあり」ですね。時間あれば観てください・・・と言っていました(笑)

ヘンリー・マンシーニによる甘く切ないテーマ曲(YouTube)にのせ、互いに思い合いながらも戦争によって引き裂かれた夫婦の悲しき愛を描いていました。

ところで・・・

映画「ひまわり」は、冷戦期にソビエト連邦で初めて撮影された西側諸国の映画です。

上映された当時は、そんなに前評判の高くなかった映画でしたが、私は、
「初めてソ連国内に映画のカメラが入った」と言うことで、ソ連の現状が垣間見れるのじゃ無いかと言う期待を持って、観に行きました。

と言うのも、当時は(もちろん今でも)、五木寛之さんの大ファンで、「さらばモスクワ愚連隊」や「蒼ざめた馬を見よ」は、もちろんのこと「青年は荒野をめざす」等を読んで、
「ナホトカからシベリア鉄道に乗って、赤の広場へ行ってみたい・・・」と思っていた頃でした。

ちなみに、日本で販売されている「ひまわり」のビデオの説明書には
「映画に出てくるひまわり畑をウクライナと信じておられる方には申し訳ないが、ひまわり畑はモスクワのシェレメチェボ国際空港の近くだった」と書かれています。

でも、この映画がウクライナで撮影された証拠に、ひまわり畑の中でソフィア・ローレンが老婆に夫の消息を尋ねるシーンがあるのですが、その老婆はウクライナ語で答えています(と言うことです)。

これも、ロシアの「プロパガンバ」なのかもしれません。

私が、映画「ひまわり」を観た当時、一番強烈な印象を持ったのは、モスクワ近郊の駅の構内にはものすごく長いエスカレーターがあり、たくさんの人が列を作ってエスカレーターに乗っているシーンから、日本よりも近代化が進んでいるなぁという印象でした。

おそらく、地下の防空壕を兼ねていたのでは無いかと思われますが、これも戦争のなごりなのかと思ったものです。

と言うことで、「ウクライナに平和を・・・」との思いを胸に、蜂蜜を料理に使ってみたいと思っています。
それにしても、「ひまわりの蜂蜜」ってどんな味なんでしょうね。





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映画音楽

トラ。さん

柊 子さんさん、こんばんは

ヘンリー・マンシーニの曲って良いですね。
車にも、ヘンリー・マンシーニの映画音楽集を何時も聞いています。

2022/04/22 21:29:45

ひまわり

柊 子さん

20年前、ある個展でこのひまわり畑の風景のような絵に出会い
欲しかったけどその時は買えませんでした。
その時の自分が思い出されます。
いい音楽をありがとうございました。

2022/04/22 19:57:56

私も・・・

トラ。さん

喜美さん、こんにちは

私もレンゲとアカシアしか食べたことがありません。
ひまわりは初めてです。
クセも無く、あっさりした味なので、パンに付けて美味しく食べました

2022/04/22 11:12:26

蜂蜜

喜美さん

ひまわりの蜂蜜ですか 使つた事ないです
アカシアの蜂蜜だけ使つていました
今度買つてみます

2022/04/22 10:14:13

戦争って・・・

トラ。さん

気ままなライオンさん、おはようございます

戦争って、始めた首謀者は安全なところで、檄を飛ばしているだけですが、命をかけるのは一般の兵士で、その巻き添えを食うのは、女性や子ども、老人という最悪の図式ですね。

ウクライナに一日でも早く平穏な日が訪れることを願います

2022/04/22 08:20:47

どんな形でも...

気ままなライオンさん

戦争とは間違いなく、良い気持ちにはならないですね。
ウクライナでは多くの犠牲者がでていますが
どうにもならない現実に少しいらだちを覚えています。
原因はともあれ、手段はやっぱり許されるべき行為ではない。
かといって、目には目をで行けば、地球は間違いなく
終わるでしょう。やはり、どんな形でも、できることを
するしかないですよね...

2022/04/21 23:26:51

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