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迷いあってこそ私

千の風 

2022年04月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



いつもこの所においで下さり感謝申し上げます。お気兼ねなくスルーしてください。16日明方に兄が千の風になった余命宣告よりも早く旅立った76歳。兄とは、2019年4月に71歳で逝った姉の葬儀に一緒に駆けつけた。その後、コロナがあって思うように会えないまま、年末に癌に罹患している事が判明し、余計に会えなくなった。この兄は両親の期待を受け法学部を出たが、水商売の道を極め、さらには、日本食にも挑戦し新分野を開拓しその名を残す。しかし私はその知られている兄よりも、好きな時に好きな国に行って、酒を浴びつつ放浪する無鉄砲さが気に入っている。兄の家族にとっては迷惑な飲兵衛でしかないようだった。兄を見送った義姉は、ずっと兄に尽くしてきた。どれだけ兄を愛していたのだろうか、計り知れない。兄の三人の子ども達の目には、兄の楽天的自由さが我儘と映り、懸命に支える義姉に代わって兄に意見をしていたと言う。葬儀の日に兄の思い出が多く語られるうちにようやく兄を受け入れる事が出来たって。亡くなった兄は弟と兄弟二人で、仕事を組んでいた。亡くなった兄に向けて、その弟の兄はいっぱいいっぱいありがとうを繰り返していた。その思いは届いているね。コロナで家族だけの葬儀。商売上 家族葬は許されないが、コロナでは仕方がない。お客様に心配りをする事なく、家族だけで一心に兄に想いを馳せる。納棺時、讃美歌を歌う。みんなで 心を合わせて歌う。兄さん、うんと 心をかけてくれた義姉が寂しくないよう 風になってそばで見守ってね。最後までお付き合い下され感謝申し上げます。今時には珍しい大家族でしたので、葬儀の話はこれからなんべんも出てきそうです。控えようかとも思いましたが、私の備忘録、やっぱり書いておきたくなりました。お目汚しかと存じますが、これからもよろしくお願いいたします。

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