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敏洋’s 昭和の恋物語り
ボク、みつけたよ! (二十三)
2021年12月11日
テーマ:テーマ無し
観光バスが「そこのけ、そこのけ」とばかりに、やってきました。
慌てて、端っこに寄りました。なのに、端っこに寄ったはずのわたしの元に、またやってきます。
慌てて横にずれましたが、プンプンです。なんでわたしを追いかけてくるんですかね。
まあ真相はと言えば、どうやらわたしが逃げた場所が悪かったようです。
駐車スペースなんですね。でも表示はなかった気がするんですが。
歩き疲れているわたしに鞭を打つようなこんな仕打ち、恨んでやるう! なんてね。
こんな年寄りをいじめてなにが楽しいか! ですよ。
へへへ、こういうときだけ、年寄り扱いして欲しいんですよ。
さあそんなことより、中に入りますよ。
良い天気です、ほんとに。汗ばむ陽気ですわ、ほんとに(「マジで」などと若者ことばは使いません)。
でもですね、ほんとのところを言って、「マジ」と言う言葉は、我々世代も若い頃に頻繁に使っていたんです。
「マジっ、スか」とか「マジにぃ」なんて使い方はしませんでしたが「マジなところ」とか「マジな話」と言った風に。
どちらかというと、悪ぶっていた若者たちの間で多く使っていたような気がします。
[血の池地獄]と称される所以は、言わずもがなですが池の色にありました。
おっと! 後ろから大勢の人たちが……。さっきの観光バスから降りたのでしょうが、うわあ! ○○人だらけ……。
海外からの観光客が激増しているとはニュースで聞きますが、なるほどですなあ。
かつての日本と同様に高度経済成長の真っ只中だということですから、一気に海外旅行熱が高まったと言うことですか。
日本においては、1955年からの19年間だとか。わたしでいえば、10歳から29歳までですか。
いやあ、全然実感がないです。
12歳の折に九州を離れて岐阜の地にやって来ました。赤貧時代です、まったくの。
中学を卒業後に就職しまして、定時制高校に通いましたからねえ。
この頃が一番荒れていました、わたしは。
といって不良グループに入ったということではなく、一人、孤独地獄に落ち込んでいました。
もっとも、この後すぐに、刎頸(ふんけい)とまではいきませんが、無二の親友二人に出逢いました。
実に幸運でしたね。彼らとの付き合いがなければ、うーん……、どうなっていたことか。
想像するのも恐ろしいです。
ここでちょっとお話ししておきたいことがあります。
「鉄輪地区」なんですが、どう読むのか分かります? わたしね、「てつりん」と読んでたわけです。
そうしたら、大目玉を食らいました。
「この、たわけ者が! かんなわと読むのじゃ、少しは勉強してこんかい」
でですね、なぜ鉄輪地区なのか、と思ったわけです。
その前に、この地に伝わる一遍上人さまのことを少しお話ししたいと思います。
鎌倉時代のことです。念仏行脚の途次に、この鉄輪地区で猛り狂う地獄地帯を鎮めて、湯治場を開かれたということです。
僧侶が行脚されるときには錫杖をお持ちになっていますよね。
上部に輪が付いている杖ですよ。
でね、一遍上人さまが「シャリーン」と振られて鎮められた。
村人たちはその杖が、錫杖という名称だとは知らないわけです。
鉄の輪だということは分かったのでしょう。
そこでこの地を鉄輪と呼ぶことにした、ということでどうでしょう。
「たわけ者! かんなわ、と称する意味をどう考えるんじゃ」
そうでした、そうなんです、なんで「かんなわ」なんでしょう。
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