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のんびり。

「暖流」 

2021年10月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1957年/日本〕日疋祐三(根上淳)は、余命幾許もない志摩博士から、病院の立て直しを依頼される。志摩博士の長男・泰彦(船越英二)は、医師とは名ばかりの無能な男で、病院の内部は腐敗しきっていた。日疋は、病院の深い内情を知るために、看護婦の石渡ぎん(左幸子)に声を掛け、スパイのような行動を頼む。ぎんはそれを引き受けるが、それは、日疋を愛するが故であった。しかし、日疋は、志摩博士の娘・啓子(野添ひとみ)に好意を寄せていた。志摩博士の死後、日疋の尽力で、新院長が決まり、泰彦や、仕事のできない者は、追放されたのだが・・・。長編だという、原作小説を、94分という短い映画に押し込んだせいか、駆け足な感じがして、深みはあまりない。話がどんどん進むので、感情移入がしにくいのだと思う。それに、根上淳演じる主人公が、恩人の博士の頼みとはいえ、安い報酬で、なぜ人々からこれほど憎まれることを懸命にしなくてはならないのか、よく分からない。原作はきっと、もっと面白いんだろうなぁと思う。船越英二の馬鹿っぽさが可笑しい。いつも変な歌を歌っていて、とても医者とは思えない、っていうか、あんな医者は嫌だ(笑)。で、やっぱり彼は医者には向いていなかったらしく、病院を追放されたあとは、バレエスタジオだか、芸能プロダクションだか、そんなものを経営するようになる。うん、そっちの方が絶対合ってるって(笑)。しっかし、いくら病院を追放されたとはいえ、息子には変わりない。根上がどんなに頑張ったって、結局、血縁者には勝てない。観ていて、虚しくなる。本当は、もっとメロドラマなんだろうけど増村保造監督の、いつもの演出のせいか、なんだか奇妙な味わい。真面目何だか、ふざけてるんだか、よく分からない映画になっちゃってて(笑)。まぁ、野添ひとみさんが大変に美しく、それを見られただけで満足。評価 ★★★☆☆以前、リクエストをいただきましたので、増村保造監督の映画を観た際は、必ずリストを載せる事にしました。(★は観た作品)★くちづけ(1957年)★青空娘(1957年)★暖流(1957年)★氷壁(1958年)★巨人と玩具(1958年)★不敵な男(1958年)★親不孝通り(1958年)★最高殊勲夫人(1959年)★氾濫(1959年)★美貌に罪あり(1959年)★闇を横切れ(1959年)★女経 第一話 耳を噛みたがる女(1960年)★からっ風野郎(1960年)★足にさわった女(1960年..

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