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のんびり。

「ねばぎば 新世界」 

2021年06月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕大阪の新世界で暮らす勝吉(赤井英和)は、かつて、暴力団を潰して回っていた、強い男。そんな勝吉に惚れ込んでいる弟分のコオロギ(上西雄大)は、勝吉に常にくっついている。そんなある日、勝吉は、口がきけない少年・武と出会う。武は母親と共に、カルト教団の施設で暮らしており、母親は熱心な信者で、武自身も洗脳されている。しかも、そのカルト教団では、勝吉にボクシングを教えてくれた恩師の娘・琴音(有森也実)が幹部をしており、勝吉はショックを受ける。武と、武の母親、そして琴音を救い出したい。勝吉は、コオロギと一緒に、教団に乗り込むが・・・。試写会で観た。大阪・通天閣の足元で暮らす、赤井英和さん演じる勝吉が、カルト教団に立ち向かう、という物語。日本ではタブー視されがちな、宗教問題をテーマにした映画とは、中々、度胸があってよろしい、と思ったけれど、観ていて、ちょっと空しくなる。なぜなら、その宗教、大きなヤクザの組や、果ては、副総理までがバックについているそうで、そうなると、どんなに勝吉が頑張っても、駄目じゃん、と。私は子供の頃、もし、何か世間を揺るがすような出来事があったとして、政治家や警察がそれを握り潰したとしても、最終手段として、テレビ局や新聞社に持ち込めば、絶対ニュースにしてくれる、と信じていた。報道とは、正義の味方なのだと。でも、今は、そんな風には全く思えない。テレビ局も、新聞社も、忖度しかなく、強い側の味方で、権力には簡単に屈してしまうのだと、いつの間にか思うようになっていた。それが昔からなのか、最近の傾向なのかは、私には分からないけど。もちろん、映画は、私の空しさを吹き飛ばしてくれるような、赤井さんの強さがあって、スッとするけど。上映後、赤井さん、徳竹未夏さん、古川藍さん、そして、コオロギ役兼監督の上西雄大さんによる舞台挨拶があった。あるシーンで、使われた家は、赤井さんのご実家だそうで、赤井さんのお家のご商売の話や、その家に引っ越した経緯などのお話がとても興味深く、楽しかった。それにしても、赤井英和さんて、素敵な方だ。まるで気取った所がなく、いい意味で、普通のおじさんといった感じ。徳竹さん、古川さんによると、荷物まで持ってくれようとするほど優しかったそうだ(笑)。評価 ★★★☆☆

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