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「藁にもすがる獣たち」 

2021年03月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2020年/韓国〕事業で失敗し、サウナでアルバイトするジュンマンは、ある日、客がロッカーに入れっぱなしにしていたバッグの中身を見て驚く。そこには、札束がぎっしり詰まっていたのだ。空港の出入国審査官を務めるテヨンは、借金を残して消えた恋人のせいで、ヤクザから肩代わりの返済を迫られている。株式投資に失敗した主婦・ミランは、キャバ嬢をして借金を返しているが、夫から酷いDVを受けている。暗い過去とおさらばして、日本で出直したいと思っているヨンヒは、どうしても金が必要・・・。面白くて、映画を観た!という満足感でいっぱい。さすが、韓国、と思っていたら、え!原作は日本人作家・曽根圭介さんだと知ってビックリ。何で日本の小説が海外で映画化されるかな。まぁ、それはそれで嬉しい事だけど、日本人が、このお話の面白さに気付かなかったのが、ちょっと残念。出だしから、ワクワクする。ヴィトンのバッグいっぱいに詰められている札束。サウナの客がロッカーに入れたまま、何日も戻ってこない。この金を巡って、壮絶な人間関係が交差する。誰も彼も、喉から手が出るほど、金を欲している奴らばかり。時間軸をずらした描き方をしているので、あぁ、ここでこのエピソードが繋がるのか、と、観るのに夢中。いつもの私なら、映画の中で札束を見ると、使い道を妄想する別の自分がいるのだけれど、今回は、そのような自分が出てくる幕はなかった(笑)。その代わり、というわけではないけれど、ある人物が、金の入ったバッグを移動させるときのユルさにイライラ。あんな派手なヴィトンのバッグをそのまま持ち歩いたら、目立つに決まってんじゃん。しかも、バッグはそのまま、自宅に保管しちゃってるし。私なら、別のバッグを用意して、そこにヴィトンを入れて持ち帰るな。そして、帰ったら、金だけ隠して、ヴィトンは切り刻んで、どこかに捨てる・・・・・・と、頭の中は、どうやって金をモノにするかでいっぱい(笑)。主要の登場人物の他に、嫁を虐めるひねくれた姑や、不法滞在の若い男や、しつこい刑事など、脇役まで、一癖も二癖もある人間ばかりで、目が離せない。評価 ★★★★☆

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