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「私は確信する」 

2021年03月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2018年/フランス〕2000年2月。フランスのある町で、主婦・スザンヌ・ヴィギエが忽然と姿を消す。大学教授の夫・ジャックが、殺人容疑で逮捕されるが、ジャックは容疑を否認。遺体があるわけでもない。ジャックの娘が、息子の家庭教師をしているというきっかけで、一家と知り合った、シングルマザーのノラは、ジャックの無実を確信。ノラは敏腕弁護士・モレッティにジャックの弁護を頼み込み、引き受けてもらえる事に。モレッティは、ノラに、250時間にも及ぶ、電話の会話記録を書き起こしてほしいと指示し・・・。フランスで実際に起こった、主婦失踪事件の裁判の様子を描いた作品。映画の最後にテロップが出て、ノラは架空の人物という事だ。まぁ、確かに、ノラのような人物は中々いないだろう。多くの方が書かれているけれど、彼女の、この裁判へののめり込み方は、尋常じゃない。自分の幼い息子をほったらかし、家が火事になっても、(ボヤで済んだが)自分が交通事故に遭っても、這ってでも裁判所に行くその必死さの理由が、正直、よく分からない。まぁ、ノラのような人物を作る事で、この映画の案内役というか、観る者に、ストーリーを分かりやすくしたかったのかもしれない。それから、ちょっと不思議に思うのは、フランスでは年間、何万人もの人が失踪するという話だけれど、(どこの国も、日本も、同様らしいが)なぜこの事件だけが、ここまでクローズアップされるのだろう。遺体が出てきていないので、「殺人事件だ!」と言い切れるだけの根拠もなく、夫は「絶対殺していない」と言っているし、なのに、物凄く長い期間、裁判が行われている。映画の描かれ方も、ちょっと偏りがあるかも。夫は、いかにも誠実で繊細で、殺人などするわけないという風な人物に描かれていて、逆に、妻の愛人の男は、いかにも胡散臭いといった体の人物造形で、これでは観る者が、夫に肩入れしたくなる流れをあえて作っているように感じてしまう。まぁ、フランスの方々と、事件をこの映画で知った私とでは、感じ方が全然違うんでしょうけれど。評価 ★★★☆☆

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