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「人生、いろどり」 

2021年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2012年/日本〕四国で最も人口が少ない、徳島県上勝町。ここは、蜜柑の名産地だったが、ある年、大変な不作で、住人たちは、苦境に立たされる。すると、農協の職員・江田(平岡祐太)が、料理を彩る葉っぱ、いわゆる「つま」を売り出したらどうかと提案する。小さな商店を営む花恵(富司純子)と、農家の妻・薫(吉行和子)は、その話に乗り、市場に「葉っぱ」を出すようになる。そんな中、2人の幼馴染で、学校の教師をしていた路子(中尾ミエ)が町に帰ってきて、一緒に仕事をするようになる。しかし、薫の夫・輝夫(藤竜也)は、自分の支配下にあった妻が、新しいことをするのが気に入らず・・・。一人徳島映画祭、第二弾。この物語は実話だそうで、徳島県上勝町の、高齢女性たちが始めたビジネスが、今では年商2億円になるまでに成長した話を描いたそうだ。最初は、私も、不安になる。山に行けば、いくらでもタダで手に入る「葉っぱ」が、売れるわけないんじゃないだろうか、と。いや、でも、観ているうちに、その考えは間違いだと気付く。たしかに、上勝町の景色だけ見ていたら、「葉っぱ」は、その辺に無限にあるけれど、少し都会の料亭やレストランにしてみたら、毎日、自分で「葉っぱ」を取りに行けるわけはなく、それが市場で売っていたら、そりゃあ、買うだろうな、と。それに、葉っぱビジネスが軌道に乗ってくると、お客様の注文に応じて、その季節でない葉っぱでも、いつでも出荷できるようにしたり、形や大きさなども、全て揃えなければならず、思っているより、大変な仕事だ。試行錯誤を繰り返しながら、ビジネスを成功させてゆく、富司純子さん、吉行和子さん、中尾ミエさんが、とってもいい。3人が葉っぱビジネスを始めた頃、一体、葉っぱが、どんな風に使われているのかを、徳島市の料亭に、潜入調査(?)のために、お食事に行く場面が大好き。そんなすごい料亭に行った事のない3人、特に、富司純子さんと、吉行和子さんは、緊張しちゃって、及び腰に。笑えるし、可愛い。吉行和子さんと、藤竜也さんが、夫婦役だと見た途端、あっ!と思った。このお二人、「愛のコリーダ」に続く、大島渚監督のハードコア映画、「愛の亡霊」で、激しいラブシーンを演じたカップルではないか。それが年を重ねられて、この映画では、円熟した夫婦役を。藤竜也さんが、威張りすぎているのが気にはなるけど、でも、最後はいい夫婦っぷりで。俳優さん同士の組み合わせって面白い。評価 ★★★★..

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