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のんびり。

「ミセス・ノイズィ」 

2020年11月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2019年/日本〕小説家の吉岡真紀(篠原ゆき子)は、夫と幼稚園の娘と共に、ある団地に引っ越してきた。現在、スランプ状態で、中々思うような作品が書けない真紀は、隣人の中年女性・若田美和子(大高洋子)のあまりに大きな布団を叩く音に苛立ちを募らせ、ある日、文句を言ってしまう。それ以外にも、美和子の非常識な言動に悩まされた真紀は、ストレスマックスな状況の中から、美和子を主人公にした小説を書くと、それが大変な話題になる。しかし、その事が次第に、ネットやマスコミを巻き込み、大事件を引き起こしてしまう・・・。試写会で観た。あぁ、なんて素晴らしい映画だろう。なんだか、世の中全体がイライラして、人の小さなミスも許さなくなっているような今、1億2000万人全ての日本人が、この映画を観たらいいのになぁ、と思ったくらい。最初は、主人公の小説家・真紀に、めっちゃ同情的な気持ちを持って観る。隣にあんな非常識な女性が住んでいたなんて、引っ越した早々、なんて運が悪いんだ、お気の毒に・・・と。そして、予備知識をまるで持っていなかったので、物語を勝手に予測して、真紀と、隣の女性のバトルが激化しするけど、最後は、当然、主人公の真紀が勝つのよね?なーんて思ったりして。でも、全然違ってた。これ以上はネタバレになるので絶対に書けない。これから観られる方には、真っ白な気持ちで、この映画に臨んでほしい。私は、この映画を観て、今までの自分を振り返って、本気で反省してしまった。「自分が思っている常識って、本当に常識なんだろうか」「奇妙に思える他人の行動にも必ず理由がある。決め付けはいけない」などなど、胸に突き刺さる場面がいっぱい。まぁ、私の反省なんて、3日も経てば忘れてしまうんだろうけど、でも、これから先、生きていく上で、何かあった時は、この映画を思い出したい。泣きました。私以外にも、泣いている方が何人もおられました。本当に観て良かったと、心から思える作品です。上映前に、天野千尋監督、篠原ゆき子さん大高洋子さん長尾卓磨さん宮崎太一さん新津ちせちゃんによる舞台挨拶がありました。本当に皆さま、いい映画をありがとうございました。評価 ★★★★★

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