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「渚の白い家」 

2020年11月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1978年/日本〕夏子(浅丘ルリ子)は、夫・敏彦(木村功)の転勤に伴って、ハワイにやって来て、海辺の白い別荘で暮らしていた。経済的には、不満はないけれど、虚しさを感じる毎日。友人・都(大信田礼子)は、遊びに連れ出してくれるけれど、そんな事では満たされない。ある晩、海岸を散歩していた夏子は、海から上がってきた青年(名高達郎)と出会い、愛し合うようになった。敏彦が東京に出張し、自由な時間ができると、夏子は、その間、青年とずっと愛し合った。ところが、その様子を、出張に行っていたはずの敏彦が写真に撮っていた。その写真には、夏子しか写っておらず、夏子が会っていたという青年は、夏子の幻覚なのだと・・・。タイトルや、ジャケットのイラストから、幻想的な物語か、ホラーっぽい物語かと思っていたけれど、意外と俗っぽかった。映画の雰囲気を俗っぽくしている原因には、大信田礼子さんの存在が大きい。大信田さんはハワイで暮らしている女性、という設定だけど、どう見ても、浅丘さんの友達になるような、普通の主婦には見えず、やさぐれた、誰かの愛人といった風情だ。で、ネタバレしてしまうけど、実際、大信田さんは浅丘さんと友達のフリをして、浅丘さんの夫・木村功さんと不倫しているのだ。木村さんと大信田さんは、浅丘さんが邪魔でならず、元々、精神的に不安定だった浅丘さんを、精神異常に仕立てようと計画したってわけで。それにしても、周囲の人間が何人かで計画的に、一人の人間を精神異常だと思わせるって、案外、簡単なのかもと考えると怖い。「お前が会っていたという、あの人は存在しない」などと、ずっと言われ続けて、加工した写真まで見せられたら、きっと私は不安になる。自分がどうにかなってしまったのかと思ってしまう気がする。ところで、ネットで拾った噂なので、真偽は分からないけれど、この映画、上映3日で打ち切りって本当?(笑)「邦画史上最悪の大コケ映画」と言われているとかって。うーん、もっと酷い映画はいっぱいあると思うけどなぁ。当時、本当にそんな事があったのなら、そのような映画を観た自分が笑える。まぁ、私はそこまで嫌いじゃないけど。評価 ★★★☆☆

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