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「小さい逃亡者」 

2020年11月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1966年/日本〕10歳の孤児・川間健(稲吉千春)は、叔父の信之(宇野重吉)に育てられていたが、ある時、酔っぱらった信之が、父親がモスクワで生きている、と口をすべらせてしまう。どうしても父親に会いたい。健はロシア船籍に乗り込んで密航。やがてナホトカに船が到着すると、モスクワに向かって旅を始める。何とかモスクワに着いた健は、日本大使館に保護され、父親を探している事を告げるが・・・。映画史上初の、日露合作映画なのだそうだ。そのせいかどうかは分からないけど、10歳の子供があの広いロシアを横断する中で、悪い人は全く出てこない。皆がとても親切で、モスクワを目指す健を助け、協力してくれる。これ、タイトルが変だと思う。「逃亡者」なんていうと、まるで健が、叔父の宇野重吉さんから虐待されていて、逃げ出したみたいじゃないか。付けるなら、「小さい旅人」の方が合っている気がする。ところで、完全なネタバレになってしまうけど、ラストを書きたい。どーしても書きたい。お願い、書かせて(笑)。健はモスクワの大使館に保護され、父親の事を調べてもらうと、残念な事に、5年前に死んでいる事が判明する。私は、てっきりそれで諦めがついて、健は日本の叔父の所に帰るものだと思ったのだけれど、違ってた。彼はそのまま、ロシアに残り、ヴァイオリンの才能を開花させ、有名ヴァイオリニストとなり、青年になってから、日本に凱旋帰国するのだ。彼の父親がヴァイオリニストだったので、その血が確実に受け継がれていた、という事で。あぁ、幼かった子供が大きくなって、立派になるって、なんて素晴らしいんだろう。映画だというのに、心底嬉しかった。映画自体の出来は普通なので、3点だけど、その場面は本当に感動。評価 ★★★☆☆この作品で、京マチ子さんの出演映画、100本中81本を観た事となりました。(★は観た作品)★化粧 (1984)★男はつらいよ 寅次郎純情詩集 (1976) 妖婆 (1976)★金環蝕 (1975)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975)★華麗なる一族 (1974)★玄海遊侠伝 破れかぶれ (1970)★千羽鶴 (1969)★小さい逃亡者 (1966)★沈丁花 (1966)★他人の顔 (1966)★甘い汗 (1964)★現代インチキ物語 ど狸 (1964)★女系家族 (1963)★女の一生 (1962)★仲よし音頭 日本一だよ (1962)★黒蜥蜴 (1962)★釈..

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