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のんびり。

「温泉芸者」 

2020年11月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1963年/日本〕秋葉川温泉のしめ香(叶順子)は、超売れっ子芸者。なぜそんなに人気なのか。それは、彼女は耳は聞こえるが、口がきけない障害を持っており、客たちは、そこに、何か感じるものがあるらしい。ところが、その障害というのは、真っ赤な嘘で、しめ香は、男たちの心理を利用して、大金を貯め込んでいる。そんなある日、中学教師の田代(川崎敬三)と知り合ったしめ香は、田代の、他の男とは違う高潔さに、本気で恋をしてしまう・・・。障害者のフリをして、人を騙して、金を稼ぐって、映画でも、現実でも、無い話ではないし、けしからん、というのは分かるんだけど、人は、「弱者に悪人はいない」と思い込んでしまうのか、騙しやすいのかもしれない。この映画の叶順子さん演じる、しめ香も、口のきけない芸者として、それはそれは売れっ子で、まぁ、彼女のしている事は、芸者というより、ハッキリと売春なんだけど、予約をしないと、同衾できないという。しめ香は、その度に、客から大金をせしめる。なぜ、彼女がそんな事をするようになったかって、それは昔、違う場所で芸者をしていた時、先輩の足の悪い芸者が、それで大金を貯めて、店を持ったからに他ならない。男たちは、そういった女に、ある種の幻想を抱くようで、しめ香は、「障害があると、具合がいいって言うんだよね。 あたしなんて、普通なのにさ」と、あっけらかんと、古い友達に話したりする。都市伝説、思い込みの類ってすごいわ(笑)。ポスターにも描かれているように、しめ香が、稼いだ金を入れておくのが、一升瓶(笑)。可笑しいんだけど、ただ、ヒヤヒヤする。そんな、中が透けてるようなものに大金を入れて、誰かに見られたら危ないよ、って。ラストは、障害者に対する幻想が、逆に、仇になったような悲劇・・・なのかな。まぁ、ハッピーエンドでなかったのは、確か。評価 ★★★☆☆

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