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「時の氏神 新夫婦読本」 

2020年10月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1960年/日本〕放送作家の相沢英作(船越英二)と、ぬい子(叶順子)は、結婚5年目の夫婦。最近は、なんだか倦怠期っぽい雰囲気。今日は、ぬい子の従妹・芳子(三木裕子)の結婚式。2人は連れ立って式場へ。スピーチを頼まれた英作は、「愛なんてものは・・・云々」と始めてしまい、招待客から顰蹙を買う。そんなある日、英作は、ぬい子が銀座で若い男と歩いていたと、人づてに聞かされ、ショックを受ける。また、別の日、英作の弟子になりたいという男が家にやって来て、強引に住み着いてしまう・・・。軽いコメディで、楽しめるんだけど、私の心には冷たい風が吹くようだったなぁ。船越英二さんの、叶順子さんに対する物言いが、冷たくて、淋し過ぎる。彼は、元々シニカルで、物事を斜めから見る癖があるようだけど、多くの人から、「奥様、お綺麗ですね」と言われても、「そうかなぁ」「別に・・・」と、物凄く突き放したように言う。そこには、もう、照れさえないようだ。そして、叶順子さんがどんなに努力をしても、「褒めたら負け」と言わんばかりに、悲しくなるような、嫌な言葉しか口から出てこない。さらに、極めつけは、船越さんの留守中に、叶さんが、住み込みの弟子に襲われそうになり、そやつを追い出した事を船越さんが知ると、出てきた言葉が、「お前に隙があったんだろう」。なんか、書いているだけで悲しくなる・・・。こんな2人でも、結婚前は熱烈な恋愛をしていたという。出会った頃は、叶さんの事を「世界一素敵な女性」だと思ったはずなのに、たった5年で、どうしてそうなってしまうのか。叶さんは、そんな彼に、ほとほと愛想が尽き、実家に変えるため、荷物をまとめ始める。船越さんは、内心驚いて、めっちゃ焦るんだけど、それでも、「謝ったら負け」らしい。そんな状況においても、口から出てくるのは、意地の悪い言葉ばかり。まぁ、それでも、そこはコメディ。最後はハッピーエンドになるわけだけど。別に、毎日のように、歯の浮くようなお世辞を言えとは言わないけど、節目節目の時だけでも、感謝の気持ちを表したり、自分の気持ちは出会った頃と変わっていないことを、伝えた方がいいんじゃないのかな。(もちろんそれは、女性も同じ)まぁ、これは1960年の映画だし、今の若いカップルは、こういった両親や、祖父母を反面教師にして、もう少し、違うのかもしれないけど。評価 ★★★☆☆

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