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「花嫁花婿チャンバラ節」 

2020年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1952年/日本〕日本橋の扇屋の次男・信二(長谷部健)は、母親と兄から、然る良家の令嬢との見合いを勧められているが、実は、心に決めた女性があった。その女性とは、ビアホールに勤める圭子(若尾文子)。プロポーズはまだだったが、彼女も信二を愛してくれていることは間違いない。圭子の存在を知った母と兄は、探偵(伴淳三郎)に頼んで、圭子の素性を調べた。圭子は父親と二人暮らしで、父親は、女剣劇一座の楽屋番をしているという。母は、そう頭の固い女ではなく、信二と圭子の結婚を、すぐに認めてくれ、2人を喜ばせた。ところが、圭子の父親の名前を聞いた途端、顔色が変わり、この結婚には絶対反対だと言い出し・・・。これは面白い。すごく好き。内容は、軽いコメディで、お笑い部分は、まるでドリフのコントのようであるが、なぜか私の心の琴線に触れる。まず、若尾文子さんが、まだお若く、とっても初々しい。愛し合っているのに、プロポーズの言葉を中々言い出せない恋人・信二にイライラする様子も可愛い。そして、何より、主演の若い2人の、脇を固める俳優さんたちの面白さ。まずは探偵役の伴淳三郎さん。安定の演技。名画座で、どんな映画を観ていても、彼が登場すると、必ず劇場の雰囲気が、「出たー!」という風になる(笑)。軽く笑いが起こる。出てくるだけで喜ばれるって、どんだけ凄いんだろう。それから、若尾さんの父を演じる柳家金語楼さんと、長谷部さんの母を演じる望月優子さん。この2人は、昔恋人同士だったのを、身分の違いから、親に騙されて、引き離された過去があり、互いを恨んでいる。けれど、事の真相を知ってから、失われた時間を取り戻そうとするかのように、急にイチャイチャし始める(笑)。写真を見ると分かるけど、回想シーンも、ご本人たちが演じているので、大笑いしてしまう。もう一人、絶対書きたかったのが、水の江瀧子さん。水の江さんは、女剣劇一座で男性役を演じているのだけれど、それはもう、惚れ惚れするようなカッコよさ。うっとりしながら、スクリーンを見つめていた。この感情は、宝塚の男役に抱く感情と似た感じだと思うのだけれど、なぜ、女性が演じる男性って、あんなに素敵なんだろう。水の江さんが女性だと分かっていても、一生ついていきたい!てな気持ちにさせられる(笑)。評価 ★★★★☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、163本中134本を観た事となりました。(今まで、若尾さんの出演作は161本としてきま..

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